兀狄山人漂泊録 GotutekiSanzin hyouhakuroku

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めしと風呂と街歩きvol.1 ―秩父・百年食堂『ファミリーレストランみのり』と『武甲温泉』20240309―

めしと風呂と街歩きvol.1
秩父・百年食堂『ファミリーレストランみのり』と『武甲温泉』20240309―

 

弥生3月9日土曜、ほぼ一年ぶりに画伯が遊びにきた。
あいにく小生一週間ほど前より「ストレートネック」(=軽い頚椎椎間板ヘルニア的なもの)を発症し左手が痛み且つ痺れているので緩い散歩くらいしかできない。
 よって、爺むさいが、秩父の街をぶらつき食堂と風呂に寄って我が陋屋にて鍋でも喰うと云う事にしてもらう。
 道の駅芦ヶ久保によるがめぼしい野菜は無し。画伯味噌ポテト喰う。
 

 秩父庁舎の駐車場は土日のみ無料解放。穴場中の穴場。

風が強い。

百貨店の何階かから武甲山を眺める。

秩父神社のオモイカネノミコトに礼拝して、目的地はすぐ近くだがしばらく街をふらつく。

 有名なパリー食堂もひかれたが又として、本日はblog『百年食堂』掲載の『ファミリーレストランみのり』のAランチと決めている。
↓↓
https://100shoku.jp/diner/saitama-minori

百年続いた食堂とは云ってもわからないほど小綺麗な普通のレストラン。

百年食堂ではあるが激渋食堂では無いのでタイトルを腹案の『激渋食堂と激渋銭湯』には出来なかった。

 閑話休題

 ホールのお姉さんは清潔感のある美人で目配りも待ちの姿勢も良くプロフェッショナル。近ごろのバイトの娘とは違い店の好感度かなりアップ。

 blogよりやや値上がりしていてAランチは税込1500円。
メニューで秩父豚関係に迷う画伯にも半ば強制する。
夜は豚中心の鍋の予定。

 焼売はさすがの中華一品の味。
チャーシューは美味いが単品としてはかなり塩辛い。
エビフライ、タルタルソース、鶏のからあげ、ハムとキャベツは普通に美味。

コーヒーかと思ったらわかめスープだった。やや塩辛い。緑茶のほうがありがたい。
飯の量が少ないので、ビールをとって、半ばをつまみとして消費すると丁度良いくらいだが、基本昼酒は飲まない。

 全体気に入ったので、次はラーメン関係で再訪決定大三元

このあと激渋銭湯『クラブ湯』の予定だったが、14時半の開店まで時間を潰せないので、帰宅方面の武甲温泉にお互い超久しぶりに入湯することにした。
 あまり良い印象が無いのだが医者に長風呂を止められているので、マァサクッと入るだけなら何処でも良いような軽い選択。

 いつも泊まるだけの道の駅秩父に寄って初めて中を見た。

武甲温泉は、寂れた昔のヘルスセンター然とした趣。

平日700円、土日祝日900円は少し阿漕。

泉質よくわからない程度。

サウナは狭い。

中のロッカーは100円戻らない!つまり、計1000円。とてもその価値は無い。

やはり、良くない印象は正しかった。

二度と来ないと思う。

 ま、これも経験。299を飯能へ。

 で、スーパーバリューで肉牡蠣白菜、剣菱の一升瓶など購って帰宅、久々に酒を酌み交わす。

以上。

宮沢湖温泉喜楽里 祝・料金変更平日タオル無し900円

宮沢湖温泉喜楽里 祝・料金変更平日タオル無し900円

ホームページ↓
https://www.yurakirari.com/miyazawako/
ホームページから露天の高温浴槽だけど、一番良い宮沢湖見下ろす写真が無いのは何故?

昨日ものすごく久しぶりに宮沢湖温泉「喜楽里」訪問。 
タオル無しコース新設で900円に実質値下げ。
 ○ ○ ○
ここんちは我が家から最も近い風呂屋だけど高い。ムーミンヴァレー=metsäができる前は18時~24時の閉店まで確か800円以下のコースがあって時々行っていた。

 ムーミンで客が増えたからか強気の時間短縮、値上げを繰り返して、なんと今年から1250円(岩盤浴は別だが使わないので知らん)となってとても普段使いできる価格ではなくなった。ザケンナよ。
 なのに、何故向かったかと、言うとこれこそスピノザの「神の外的援助」と云うやつなのでしたマル
 ○ ○ ○

 小生頻繁に通う風呂屋「高麗の郷」の所在は、飯能から県道飯能寄居線を日高方面へ高麗丘陵を反時計回りにまわりこみつつ消防センターへと登り、宮沢湖ムーミンヴァレー入り口の前を素通りして峠を下り高麗川駅への道を分け、高麗丘陵の丁度正反対へまわりこんだところである。
 我が家から片道4~5㎞だが、登って下りるのでソコソコ疲れる。まぁ風呂としてはギリギリ通える距離。

 で昨日02/09金曜日いつものように朝、歩いて行くと、風呂が壊れたのでしばらく休むとのこと。
 水曜には普通に入って来たのに、ホームページによるとその日から壊れたような、、、まぁ、たまたまラッキーにセーフだったのだろう。入ってる途中でなくてサイワイ也。

 福祉センターのソファーのWi-Fiでしぱし作戦を考えるが、遠征する装備ではないし、いるまの湯まではさらに9㎞....寒いしなぁ、、とりあえず家方向に戻る。疲れるワ。

 途中、南面の梅満開なり。

道端に雪が残る。桃も咲き、臘梅も残っている。
春は近い、が、喫緊キッキンの問題はとりあえずしばらく風呂をバどうするか、だ。

 宮沢湖入り口まで登って、未練たらしく温泉のホームページを確認すると、見落としていたらしく、「タオル無し900円」のコース発見。
 と、云うことは小生にとっては実質値下げではないか!?
 これまでここは全てタオル大小付きだった。小生には全く無駄にして不要。
 ただし、タオル無しコースには回数券が無いらしいが無問題。

 やはり、普段使い生活の為の風呂に千円は出したくない。

 と、云うわけで宮沢湖温泉へGO。

 metsä入り口から直接の歩道を初めて歩く、駐車場経由よりかなり近い。

 入場して、中は最初からほとんど変わっていない様子。

 ここの湯は、『全く温泉を感じない』残念な泉質である。低張性アルカリだっけ?
 ツルツルもヌルヌルもしないし、特に温まらない、ような気がする。すいません。
 宮沢湖を見下ろせる露天のみ温泉のよう。ドッグランからチンチン見えそう。 
あの辺りは昔はへら鮒をリリースする滑り台があったような記憶。
 この風呂あたりは西武総帥の別宅があったような、ここらはうろ覚え。 
 ん?昼間入ったの初めてかも?
 これからは、9時開店直後入湯が増えそうな予感。

 泉質がショボいかわり?に、炭酸泉が濃く、まぁまぁ広いので待たないで入れる。
 ただ、夜遅いと汚い事が多かった気がする。が、今回久々入ると、ときどき湯を大量に足して溢れさせてキレイにするオペレーションに改善されていたようだ。それでも泡付きを維持するだけの炭酸吐出量ある。エライ。長湯するとCO2で軽く酸欠になるのでご注意。
 怪我、骨折、筋肉痛には大変よろしいようだ。
 そうだ、肋骨折ったときに良く来ていたんだ、思い出した。

 展望サウナも昔は尻に敷く物は無かったような?ここも改良。
 展望とは言っても大したことはない。
 塩サウナはテレビ無しでありがたい。しかも温度計で82~3℃とかなり高い。体感も75℃ぐらいありそうなので昼間のワイドショーでうるさい高温サウナ室のかわりになる。

 岩盤浴と食堂は使ったことがないので知らん。Wi-Fiは弱い。

 陽が長くなった、18時を過ぎると有料のムーミンバレーにピンクの灯りが見える。
13時から入りっぱで、2㎏も汗を流してしまった。かなり水は飲んでいたがちょっとヤバい、そろそろ上がって帰ろう。
 

(ムーミンバレー入り口への歩道)


 帰りは下りなのでドアtoドアで30分かからない。
 だが、途中に先月からセブンイレブンが出来てしまって途中下車がち。  
 冬でも酎ハイとガリガリ君しか買わないジジイで認知されたくないなぁ。

 つーわけで今後リピート多そうな、宮沢湖温泉でした。

以上