兀狄山人漂泊録 GotutekiSanzin hyouhakuroku

世を捨て 人生から降り 晴歩雨読 無為徒食 兀兀騰騰 逍遙漂泊 備忘録

20171003-04 またしても御縁無く。

またしても、白石山に御縁無く。20171703-04

埼玉最後の気になる山、かつ『日本の山1000』のうち、埼玉東京(離島除く)神奈川で何故かのぼれてない唯一の山……白石山=和名倉山(二百名山ランクイン) を、踏んでおこうとタッ君(元画伯)の車でやってきた。
奥多摩湖をすぎ丹波村から10キロほど、一ノ瀬部落のみはらし荘に車を止め、専用林道を二時間少々散歩して目的地に。
誰もいない。
役所が立派なバイオトイレを建てていた。
只だ。ありがたやー

そのあたりに二人で、別々にシェルターを張る。 
タッ君はファイントラックのツェルトⅡ、俺はゴッサマーギァーのゲートウッドケープ
ゲートウッドケープは、雨具にもなるフロアのないの一本支柱の六角形の簡易シェルター。
このネーミングは、伝説のスルーハイカー、エマ・『グランマ』・ゲートウッドへのリスペクトだろう。

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体調のあまりよくない彼はいつもよりすくなくのみ、麻婆豆腐つくり飯をたいて食べていた。
節酒している俺もほんの少しだけ飲んで、コンビニで買ってきたスナック菓子をたべて、棒ラーメンをmont-bellのチタンマグで煮て食べて、おとなしく寝た。

夜半、雨が降り始めた。やがて小降りになり、上がるかと思いきや夜明けにはまた強くなってきた。
撤退することにした。

すなおに、下った。雨に苔がよろしい。
また、来ればよい。
のめこい湯に入りたかったが、二時間も前なので待つのはやめた。

青梅は降ってなかったのでスーパーによって、川原で焼きそばを食べた。
その後、Sちゃんを迎えにいってから三人で瀬音の湯へ。
産直にあった冬瓜をたべたことないそうなので、買って彼らのアパートにもどって、冬瓜スープのそぼろあんかけ作ってから、即俺は帰途に着く。

何故か、腹が下っていた。痛くはない。ビールがわりに牛乳を1リットルのんだからか?

帰宅後すぐに精米してご飯を炊いて、豆腐カレー作って食べた。腹はなんともない。

雨のなかの単なる野宿なのに、山ならば何故か楽しく充実している。

不思議だ。
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