兀狄山人漂泊録 GotutekiSanzin hyouhakuroku

世を捨て 人生から降り 晴歩雨読 無為徒食 兀兀騰騰 逍遙漂泊 備忘録

馬 【雑】【日記】

馬 【雑】【日記】
f:id:gotuteki:20180603103128j:plain
父は52で死んだ。
よく働きよく稼ぐ残念な昭和の営業マンであった。
ゴルフ麻雀競馬が好きで強かったらしい。カラオケもうまかったらしい。酒も強いし、女性にももてた。
頭はいい人だたっし、努力家だった。
ほとんどビジネス書以外のまともな蔵書はなかった。
思想とか哲学とか芸術とか云うものとは無縁だった。

似たのは、顔と、酒が好きなところだけだ。
それと、多分長生きしないところか……

小生は子供の頃から本の虫で、スポーツは大嫌い、賭け事はいまだやったことがない。
金儲けは苦手、横着不精人間嫌い、芸術と哲学だけが生きるよすがだ。


父の関連では、馬だけは好きだ。
見るだけだが。
別に、ディック・フランシスの影響ではないと思う。

散歩の途中に2ヶ所、馬が居る。

巾着田の牧場は競走馬らしく、近寄られてもらえないが、修理の終えた、あいあい橋から 厩舎をのんびり眺められる。
先週も眺めてきた。
その後、川原で昼寝。平日は人はほとんどいない。
土日は気違い沙汰。
f:id:gotuteki:20180603103213j:plain
299バイパスを入間の風呂に向かうと、馬とポニー?が二匹居る。
この方たちは、柵から顔を出して草など食べていることもある。

草を抜いてくると、手渡しで食べてくれる。
昨日もすこし遊んでもらった。
とても得した気分だ。
f:id:gotuteki:20180603103249j:plain
f:id:gotuteki:20180604091029j:plain
馬とふたりでどこかの草原で暮らすと云うのも悪くないとは思う。
馬の世話だけで一生終えるなんて、素晴らしい。
ただ、どちらが先に死んでも、結末はアンハッピーだと思うと、やはり妄想のまま終わらせた方が良さそうだ。

写真本日記載後撮影
巾着田の馬
f:id:gotuteki:20180603131041j:plain
ソフトな地獄
f:id:gotuteki:20180603131116j:plain