兀狄山人漂泊録 GotutekiSanzin hyouhakuroku

世を捨て 人生から降り 晴歩雨読 無為徒食 兀兀騰騰 逍遙漂泊 備忘録

富山市立図書館 いたち川 【散歩】

富山市立図書館 いたち川 【散歩】
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2018 10 15月

なんだか指が腱鞘炎みたいに痛むので、本日は自転車でなく散歩。

いたち川から中央通りへ。
老舗の漢方薬局、となりはあやしい飲み屋街、タイ風酒場になっていた、小綺麗なタイ人のママでもいるのだろうか?……で、漢方薬の会社、同じブロックにもうひとつ漢方薬局。流石に薬の街富山。
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信号の向こうは地方によくあるシャッター通りのアーケード。
この中央通りと、続く総曲輪ソウガワ通りがかっての富山市の目抜通りだった。
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中央通りには、北陸銀行の本店とミレーの美術館がある。
本店の外にもレベルの高い美術、や書が展示してある。
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茶道具屋、老舗和菓子屋、そして富山特有の昆布屋以外はほとんど閉店してしまっている。

富山は、北前船の昔から北海道と縁が深く、昆布の消費が多い。
昔は町内に一つは昆布屋があった。

子供の頃ここらに住んでいた時期があった。
今は亡き、八人町小学校周辺を歩く。
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馬肉専門店があった。洒落で馬用の駐馬設備がある。
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飴屋、文房具屋、ガラス屋さんは変わらずにあった。
三軒ともかってはそれぞれ可愛い女の子がいた。
まぁ、お会いしない方がお互い幸福だろうが。

で、総曲輪通りから引き返してガラス美術館&富山市立図書館へやってきた。
ここは、もと 大和ダイワと云う富山唯一のデパートがあった。 

小生が子供の頃はまだその前で、手や足の無いショウイ軍人さんがもの乞いをしていた。

デパートは、近くに移った。

図書館は、妙にコジャレて先端?のシステムが導入されていたが、使いやすいかどうかはまた別問題。

県外の者でも貸し出し可能なようだが、とりあえず少し、窓際一列の閲覧席で読書。

超弦理論入門」
約2時間で10章のうち3章読んだので、あと2回通えば読了できる。
なんだか、すらすら頭に入る。

帰りはまた、いたち川かわ歩いたことの無い道を。
上流へ右岸を。

この川は富山の用水として常願寺川から引かれたものだと思う。
増水時には氾濫して大変だったようだ。
今では両岸に桜が植えられ春はにぎわう。
両岸の一段低い川面近くに遊歩道が作られている。
あまり歩く人はいない。
この遊歩道がどこから始まるのか少し遡ってみた。
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大泉東あたりで、対岸に水神社が見えると、その名も水神橋が現れる。
水神橋の信号をわたるとか川岸に ドンドコ公園?
と云うベンチのある広場があり、ここが遊歩道の終点らしい。
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一段上の通常の地平にはこのあとも、ところどころ緑地が点在する。

着物屋の牛島屋ビルと和菓子の中尾清月堂に挟まれた大きな道に出た。

大日橋から、地鉄大泉駅、富山科学博物館を通って婦中へ向かう県道だ。

ここまで来れば、道はわかる。
左折して大泉駅をわたり、山室のグリーンモール
で少し野菜を買って実家に戻る。

5時間ちょっとの、読書と散歩だ。
腹が減ったので、ステーキを焼いて、この前呉羽の農協で買ってきた「射水イミズ」と云う40度の米焼酎オンザロックで飲んだ。
久々強い酒を飲んだ。
スーパーストリングスの飛び交う夢を見ることにする。
😪💤💤