兀狄山人漂泊録 GotutekiSanzin hyouhakuroku

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半シュラフ 購入 【UL ウルトラライト】【山道具】

シュラフ 購入 【UL ウルトラライト】【山道具】

第6日 2018 11 01 sir.003
(注記;発表を前提としない日記の一部をブログに載せることにしたので、シリアルナンバーや日付はその原日記のもの)

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00:20起床
昨日午前は図書館、一旦帰宅、午後買い物や郵貯の後、

Amazonにて購入した、中華製 『半シュラフ
をコンビニにて受けとる。

650フィルパワー 150グラム 350グラム
➡実測袋無しで327グラム

下記は中国直送。少し安い。たぶん同じもの。
https://www.amazon.co.jp/Tentock-%E5%8D%8A%E8%BA%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%95-%E9%AB%98%E7%B4%9A-%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3-350g-%E6%9C%80%E4%BD%8E%E4%BD%BF%E7%94%A8%E6%B8%A9%E5%BA%A62%E5%BA%A6/dp/B07BK1MCKH
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シュラフ
とは、足先から脇の下・胸までの筒状の寝袋だ。

上半身は、ダウンパーカーなり、手袋やニットキャップなりで保温して、下半身をこれにつっこみ寝ようと云う使用法がかなり特殊かつピンポイントかつニッチな製品だ。

その昔は『象足』とも言ったらしいが、現在では象足とはダウンのテントシューズのことを云うので紛らわしいから使わない。

最近では、さかいやスポーツがナンガに特注して作っていた(撥水ダウン100グラム入り、27000円程度)がもう手に入らない。
また、OMMやパタゴニアが ウルトラライトの流れから、インシュレーションの上着と結合できる半シュラフを いずれも 出した。
どれも、高い。

OMM
http://geared.jp/tsuchiya/2015/11/halfbag.html

パタゴニア
https://www.patagonia.jp/product/hybrid-sleeping-bag-reg/70070.html


少し前には、ウルトラライト屋さんのmoonlightがブルックス・レンジの半シュラフ、ずばりエレファントフットを販売していた(確か25000円程度だった……?)が、何れも今は国内ではほとんど手に入らない。

本来の山屋さんの使い方は、非常のビバーグ用に近いものだと思われる。

その、使用法については、下記を参照。↓↓

http://mtngoods.blog.fc2.com/blog-entry-211.html?sp

🔵この、『それいいな!』の山道具 ブログは、大変参考になるので、必読。

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最近の復活は、本来の使い方+ウルトラライトの流れは間違いない。
日本では背中の無い寝袋である、キルトはかなり出てきたが、

この、半シュラフ と、キルトをポンチョにするアイデアは全く受け入れられてない。
多分、お洒落じゃないからだろう。……?。

キルトなんかを買うならポンチョ兼用にしなくては意味がないと小生などは思うのだが。
寝返り打つとスースーしそうだし、しょんべんがめんどうダロ?
背中を抜くなら、フリーライト方式が正解だと思う。

閑話休題。 。 。 。

で、山は休みなので。これを買ったのは、別の理由。

何とこの製品、他には無いアイデアで、そこにジッパーがついていて開く。
よって、靴を履いたまま使える!!
少しなら歩くことも出きる。!!!
やるな~中華👏
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と、云うことは、
「ダウンパンツ」+「テントシューズ」として使えるのでは??

それに加えて、電車🚃💨やバスの中で、膝掛け腰巻きの用にも使える。

図書館や、自宅でも 「どこでもコタツ」的に使えるのでは?

……。と、考えて、ならば多少重くて、ショボくて、山ではNGでも十分使える。😠💨
と、購入した次第。

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街でもよく見かける、中華独特のテカテカの安っぽいダウンプルーフは如何にも重そうだが撥水や汚れ落ちは良さそうだ。
さかいやでは別売りのサスペンダーも付属。

結構長く、165センチの自分は脇まであげても引きずる。
歩くときは折るようだ。
靴を履いたままだと、首まで隠れるから、防寒長靴なら履いたまま、冬の日だまりで仮眠できそうだ。
➡これも、今年は買うつもり。製品も絞ってある。
今年から、人だらけの雪山より、一人でスノー "ブッシュクラフト的" キャンプ をやろうかなー、と思っている。

太さも結構太い。

ジッパーは、かなり開くので、そこそこ歩ける。
ここは、寒さと交換だからまっ、是々非々。
私は、良いと思う。

暖かさは、やはり150グラムのことはある。質はともかく、さかいやのUDD を100よりかなり暖かいと思う……重さも150%UPだからねー。
ダウンプルーフがこのテカテカなら、重く厚い分、ナンガのシレ加工ナイロン(手持ちのシュラフと同じなら)よりはるかに雑に使える。

で、驚くのはその価格。

6400円!!

さかいやナンガの約1/4。 ……
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これを穿いて、下は靴下無し綿ズボン、上は綿ロングTに安物のダウンジャケットで一時間ほど寝てみた。

予想はしていたが、下はポカポカで問題ないが、上が寒い。
寝袋の中では腕や足はくっついているから暖かい。ズボンやジャケットは分離しているから、同じダウンの量では寒い。
上だけのケープとかマントのようなものがあればいいのだろうが、その重さや、利用法がまた問題になる。

とりあえず、起きているときの下半身
ダウンパンツ+ダウンシューズ=350グラム と考えれば
十分、納得のメリットだ。

今後、青春18切符冬と春の旅には電車やバス、駅待ちで必需品となる予感。