オフグリッドは現実的か?試算……陋巷Bライフ,,20191025
(画像Amazonより)
🔴結論
初期投資 7 万円 で小型冷蔵庫とLED電灯とタブレット程度の、ミニマルなオフグリッド化可能ではないか?
とは言うものの、東電を切らない場合はコスト的メリットは殆ホトン)ど無い。危機対策にはなる。
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⚠注記)……パネルの実際の効率が不勉強でよくわからないので、怪しい試算です。
表記の出力は最大時で、カタログは12Vだと2/3になるように読める……効率もいまひとつ現実はわからない。
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🔷普通の住宅地の一戸建てで疑似Bライフ🔷
ま、陋巷ロウコウ)Bライフ、と仮称しておく。
身は陋巷にありても、心は荒野に在り。(-_-;)
さて、
安い中華ソーラーパネルやコントローラーも性能が安定してきたらしく、驚くほど安くなった、単結晶370wが2万以下などで売っているし、コントローラーなんぞ数千円である。
さすがに、ディープサイクルバッテリーは恐ろしいからそこそこ名のあるものにしたいが、
基本、パネルは評判を信じていいのではないか?
またコントローラーは並列化しないなら安物でも良いのではないか?
庭かベランダに出しておいて使用して、長く留守の時は、しまっておきたいから、あまり大きくないパネルを単体使用で実験的にオフグリッドを組んでみたとして、
○実用になるのか?
○初期費用はいくらかかるのか?
○償却のシミュレーションはどんなものか?
チャッチャと適当に考えてみた。
前提として、キャンピングカー並の電化生活。
クーラーも冷凍庫もテレビも電子レンジも湯沸し器も使用しない。(使いたいときは買電力を使う。)
冷蔵庫とミニオーディオとタブレット・スマホ充電とLED 電灯くらいの質素な生活
➡あくまでも、実験なので東電の契約は切らない。
さて、試算
🔷ミニマムの使用電力🔷
○昼間
小型冷蔵庫210kwh/年 → 22.8wh
その他スマホ充電2w は昼にやる
で 昼間は25wh
発電効率20%なら、125wのパネルでオッケー
○夜間
夜間は昼間発電したものを蓄電して使う試算。
発電できない時間12時間、寝てる時間8、起きてる時間LED 6wとすると
冷蔵庫23*12+6*4=300wh
12時間効率20%なら 300/12*5 =125wh発電パネル必要
合計必要なソーラーパネルは125+125=250w
バッテリー300wh必要
72Ah*12v=794whのユアサのエコ(ディープサイクルではない)が2万円程度、5年寿命…
⚠注記)理想は容量の10~20%の使用!らしいから、1500~3000wh必要で最低2個必要?……ま、
とりあえず1個でなんとかなりそう……。
🔷初期費用🔷
ある程度影にも強いを、うたっているパネルは100v1~1.5万円くらい。……並列化の話は置いておく……
300w ソーラー100w 1.5万円として4.5万円
コントローラーケーブル 1.5万
設置台など工作費1万円
バッテリー2万(5年償却)
高級正弦波インバータは車改造したときのを持っているから0円
=💲計7万円
7万円~でいけるのではないか?
注記) 直流から直にテレビやコンピューターは使えないので正弦波インバーターを買うなら+5万円程度。
交流のマイコン搭載した普通の家電を直接使わないで、直流用車載家電か、バッテリー経由のノートパソコン等を使うなら安い矩形波インバーターでもオッケー、矩形波インバーターはホームセンターで数千円である。
オフグリッドを、見据えて直流家電に切り替えるのも今後はアリかなぁ、と愚考。
🔷償却とランニングコスト🔷
バッテリー5年償却とすると経費333円/月
70000➗ 電気代最低2000/月=35ヶ月
5年目以後は、バッテリー代333/月 のみ
まーぁ、ミニマルなBライフを本当におくれるなら、東電切って理論的には 月333円の経費でなんとか最低限の電気はオフグリッドでまかなえる計算にはなる。
現実はせっかく配電設備があるのだから月2000円程度なら電気契約切らないで、基本料金は10~20A契約にしたとしても払い続けても、精神衛生的に良い。
使用しない月は基本料半額のはずなので、
旅行の多い3,7,8,12月は留守になるならして、買電力はゼロにすれば、基本料金のみの半額になる。
他の月は、極力オフグリッド依存の実験をやってみる。
で、無理そうならブレーカーONにする。
と、云うあたりが現実的。
何事も、遊び半分適当が気楽でイイ。
さて、来年あたりどうかなー。面倒くさいかな~?
そもそも、電気代たいしたことはない。が、気持ちが大事。
脱電化生活。ミニマルでワイルドに。
兀