兀狄山人漂泊録 GotutekiSanzin hyouhakuroku

世を捨て 人生から降り 晴歩雨読 無為徒食 兀兀騰騰 逍遙漂泊 備忘録

気になっていた小さな山2. 雷電山

気になっていた小さな山2. 雷電山 ,,200922
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……続き、

雷電

あとから思い至ったのだが、このヤマ地図の雷電山と自分が県道で気になっていた「雷電山入口」の看板は別の山を指しているのではないのか?

ちらっと見たところ「瀬戸雷電山…」と書いてあった。
今回の雷電山はどう考えても瀬戸地区から離れている。
五明の交差点(大きなT字)の都幾川側らへんになる。
看板のあったのが多分瀬戸地区だと思う。
五明よりかなり飯能寄り、町役場や慈光寺への交差点より前だ。
入口表示としては遠すぎる、、、。
地図にはそれらしき山はないが、じつは小川の近くにも同名の雷電山はある。同名や似た名の山が近隣に集中するのは良くあることだ。
 ……例えば、奥武蔵の仙元(浅間)山、中央線梁川あたりの○○御前山、笹子あたりの○○雁ヶ腹スリ山、等々、
 ○○は識別の為あとから付け加えたものだろう。
 だから、地図には無い第三の雷電山があってもおかしくない、、、

 まぁ、暇なとき歩きか自転車で調査にこよう。自動車では機動性が悪く乗り降りが却って手間かもしれない。

 ― ― ―

今回は都幾川の温泉四季彩館の横の山腹の舗装道を走った。
女鹿岩というのが気になったが、無視する。
どうも無駄にひと山走ったらしく少し立派な道に合流して地図の生活改善センター?に向かう、
……センターに駐車出来るかも、と思ったら、ただのちっぽけな公民館だった。
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少しすすんで四幡神社の鳥居の横(裏)のスペースにちょいと止めさせていただいた。
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境内も社も立派で手入れされている。 
参拝合掌。
新らしめのオオナムチノミコトのモニュメントがある。
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不思議な神社だ。読み方もわからない。
帰ってから調べたら、
シハン神社 シバミヤさま と、読むらしい。
来歴は不明。
主祭神は 仁徳天皇 だとか、、、

うーん?
 鄙ヒナの神明・村社にはまれな出雲系かと思ったら何と「仁徳天皇」??
仁徳天皇と云えば難波神社
神コウ皇后の孫だからかたまに八幡系神社の祭神のこともあるから、やはり、四幡とは八幡の関連なのだろうか?
シバタさんの当て字とか?…

 ― ― ―

…ま、いい。雷電山に行きます。

生活改善センターの横を通り、細い山道を蜘蛛の巣を払いながら登ると、すくに頂上。

イイ。( - _ - )
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神サビタ、と云う言葉が似つかわしい静寂な空間。

なんと、祠は都幾川村方面と小川方面とに背を向けて二社ある。
甲斐駒みたいだ(笑)

堂山方面へ、の表示もあった。(ヤマ地図の点線)

……外秩父七ナンとかのヒトだらけハイキングは御免だがコイツは面白そう。。。
 ……小川から行風山、雀川ダムから雷電山、堂山、明覚駅までとか……

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参拝合掌しばし和んだ後往路を還る。
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……長くなったので終わる
   更に、、、続く……

気になっていた小さな山1. ……弘法山

気になっていた小さな山1. ……弘法山 ,,200920
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 ○ 前置き ○

画伯とは2月の笠山(↓)以来のようだ。

(↑)https://gotuteki.hatenadiary.com/entry/2020/02/02/123600

その間お互い(特に彼)身辺小さからぬ変化もあり、世間は突然の中華疫禍にて騒然として、世捨て人の小生はともかく所帯持ちの彼はのほほんと山歩きどこではなかったのだらう。

ともあれ、とりあえず彼は一息ついたらしい。
このところ土曜午前中、主に奥武蔵を舞台とした山歩きを再開したらしい。
詳細はblogをたてたのだが、残念ながら部外秘である。
朝4時過ぎに出て正午には帰宅という、健康過ぎて寧ろエキセントリックなスケジュールも彼らしい。

今回、たまたま同行することになった。
小生も上手く体調を調節して久々の再会と山歩きを楽しんできた。

――――――
09 19日土曜 
予報の雨は午後にずれ込むらしく、上手くいけば降られないですみそう。
軽く飯能近隣を散策することとし、小生の気になってはいたが歩いていない小さな山リストから、時間いっぱい歩けるところまで行ってみることとした。
結果、弘法山雷電山、都幾山の3ヶ所を踏むことができた。

まずは、越生の『弘法山
164mと、トウノス山より小ぢんまりした出っ張りである。

名前から、お寺の裏山だろうと期待もしていなかったのだが何のなかなか江戸の名所だったらしい。

詳細は現地説明書に譲るが、真言系妙見信仰、諏訪神社信仰、江戸の富士山信仰、等様々な遺物の積み重なった越生地域の見晴台的な小山であった。
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現在、中腹駐車場のある箇所は廃寺で立派な観音堂は残り、その右脇から登る頂上には参篭可能な諏訪神社と大きなアンテナがある。
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駅から歩くとそれなりにあるので車はありがたい。
駐車場にはトイレもある。

観音堂に参拝し、諏訪神社から越生の街を見渡し車に戻った。
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次は、飯能寄居線を走るときいつも気になっていた雷電山だ。

……続く。