2018 12月 沖縄旅行 3日目 【旅 日記】
12 24月曜 振替休日 塩川、美ら海水族館、等
本日は、朝早めに中西部の 美チュら海水族館方面へ。
約二時間下道で走る。
同行者二人は何回か来たことあるらしい。
まず、その前に、天然記念物の珍スポット『塩川』へ。
ここは、わずか150メートルながら、塩水の湧水が常時流れる川として、世界ではここ以外にプエルトリコにしか無いと云う珍しい川だ。
……奥に広場がありステルスできる。
ここも、是非来たかった。
普通人の同行者はもちろん初見学。
全く目立たず道の脇にひっそりとあったが、とても不思議なオーラが出ているスポットで大変面白かった。
俗な観光スポットにならないで欲しい。
○ ○ ○
で、水族館はやや混み。
今の時期でこれなら夏はどうなるのだろう……?
駐車場もすぐ近くの身障者用に止めさせてもらい、入り口で電動車イスを借りたので、かなり楽をさせてもらった。
身障者と介添人一人は無料なので、入場料は小生分だけ。1850円。
ここまで、身障者を厚遇しなくても良いような気もする。申し訳ない。
今回はツァーでないのでゆっくり見物できたらしい。
小生はそもそもツァーと云うものに無縁。……時間に追われてまで旅をしたいと思わない。
じんべい鮫の腹を見た。夏には旭川動物園で河馬の腹を見た。
今年は妙な生き物の腹ばかり見てる。
腹を見られて生きるのも辛いだろう。
鮫に同情する。……我泥中に尾を曳かん。ダナ。
<<<ヒトリゴト>>>
今回はじめて車イスを押して思った。
世の中は、回りをなにも見ていない人間がかくも多いのか、と。
いい歳をした大人がカメラばかり覗いて、闇の中後ろも見ずにあとずさりしたり、歩いたり。
子供が上ってはいけない場所を歩き回るのを制止もしない親。
車イス用観察場所にバンキョする家族。
エスカレーターがあるのに、優先エレベーターの外に乳母車や車イスが待っていても降りようともしない家族。
挙げ句に、どうみても普通のカップルが一番近い障害者用駐車スペースに平気で駐車している。
全てアジア系の人ならわからんでもない。が、日本人もかなりいる。
……もって他山の石としなければ、ね。
観光地だからなのか?少なくとも都内ではあまり見ないクソ野郎ドモが多いような気がする。
外を見ていたら雨が予報より早く降り始めて、本館に入る頃には土砂降りになった。
しばし、雨宿りをしたが止まないので、いつも持ち歩く小生のストームクルーザーを車イスに着させて駐車場まで戻る。
備えあれば憂い無し。
○ ○ ○
雨だから散歩は出来ないが車なので、フクギ並木を見に行く。
メインの通りは車も徐行できたので一応見物は出来た。
並木と云うより、縦横無尽のフクギの小路に埋もれるような集落だった。
おかしな表現だが「温かな寒村」と云う気がした。
観光化しなければきっといいところだったのだろう。
金の臭いがすると、もうダメだな。
一度見ればもういいや。
帰りは、沖縄そばの最古参K食堂に向かったが長蛇の列なのでパス。
来るときは海岸線だったが、帰りはそのまま山道の、通称そば街道を走ったが、どの店もピンと来なかった。
ろくなものがなかったので飯は抜きたかったのだが、同行者がうるさいので道の駅で食べた。
とりあえず、沖縄B級グルメ、ポーク卵おにぎり(油味噌)と変形いなり寿司。
ポーク卵は甘辛の味噌味とスパム薄い卵焼きがご飯に挟まって海苔が巻いてある。
ご飯は130グラムくらいあるだろうか?
コンビニおにぎりはご飯100グラムだから、ボリュームはある。
マヨネーズと油味噌が定番らしい。
まぁ想像通りの味。
で、いなり寿司が見た目は普通ながら奇妙な味。
黄色い沢庵の細切り入りの混ぜご飯なのだが、物凄く酸っぱく、甘さは市販品ならではの甘さ。
故に、酸っぱさが際立つ。暑いから痛まない様にか??
全般的に沖縄はご飯が柔らかいようだ。
ま、個人的にはオッケーだがダメな人もいるだろうなぁー、と云う感じ。
ポーク卵おにぎりはどこでも200円だから、一番コスパが良い。
沖縄はときどき微妙に、ときどき激しく、変。
だから、面白~い💓
その点、北海道では食べ物は冒険する気がしない。
だいたい、想定内の美味さ不味さ。つまらない。
やはり、歴史と伝統の重みだな。
その後、恩納村の道の駅も似た感じだったので入ってすぐで出て来た。
糸満など南部の道の駅は現地の食べ物が多くて面白かった。
美ら海や中西部は観光で毒されている。
道の駅を始め良い印象は無い。たぶんこの地域はダメだな。次はパスだ。
この後、嘉手納あたりから大渋滞。
どうせ進まないので、県立博物館は時間的に諦め、目に入った大きなCoopに買い物に入った。
クリスマスのせいでチキンと寿司ばかりだったが、またまた部屋飲みの酒と飯を買って買える。
一旦ホテルへ戻った後、買い足らない食べ物や土産を買ったり送ったりして、結局三日とも夜は部屋飲みだった。
続く
兀