福寿草 【雑】
別れ来て 冬終わるらし 福寿草
ふと、福寿草が咲いていた。
この道は、一週間ぶりくらいなのか。
299本線からバイパスに少し入った下り側にある農地の隅。
農家さんが一角に福寿草を植えていて、毎年この時期見ることができる。
同じ時期に咲く梅は、
「春が来たな、、」と、感じるのに
福寿草は、
「冬が終わったな、、、」と、云う気がする。
戯れに、駄句など浮かんだ。
どこにでも咲く花なのだろうが、小生にとって福寿草は秩父路を強く想わせる。
新豐水橋の方面に少し歩くと、入間川を見下ろす路側に梅が咲いていた。
春が来た。
昔は然程でもなかったが、歳をとると冬には何も良いことは無い。嫌な季節でしかない。
荷を選び、軽々としたパッキングをした。
言葉通りの意味で、
旅立ちの季節がやっと来た。
兀