兀狄山人漂泊録 GotutekiSanzin hyouhakuroku

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雨に倦ウみ 筍を茹でる 世捨て人 ,,200427

雨に倦ウみ 筍を茹でる 世捨て人 ,,200427

ヤマトさんを待っていたら予報より早く雨が落ちてきた。今日は散歩に行けないようだ。

荷は、実家からの生の筍、山葵の蕾と若葉、筍ご飯(↓)、コシアブラと筍の天婦羅、卵焼きその他。
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孫に食べさせたいと老母の手料理を妹が夜ヤマトさんまで行って送ってくれた。
営業所まで持ち込めば21時に送って、翌日の午前中届けてくれる。中国菌禍のさ中本当にご苦労様です。

我ながら甘い話だが、肉親がいるから、世を捨てられるのかも知れない。
それはそれで我が業、有り難し。

早速息子と昼飯に食べる。
揚げたてではないがコシアブラの苦味は良い。 
筍ご飯も干し貝柱の出汁と筍だけで薄味で実に上品。
ご飯と云うより酒のつまみ。

…… 自分で作るとしたら普通の、節類と昆布出汁と薄揚げの醤油味の庶民的なやつ。

生のタケノコは、地の産地、黒川の筍。
小生は、おおかた皮を剥いてから45分ほど茹でる。
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基本玄米だが、ときどきは精米機でぶづき米を食べるので糠はいつでもある。

写真は落し蓋をとっているが、このまま冷まして先の柔らかいところは夜刺し身と汁で食べて下の方は明日別の料理にする。

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(ワサビ醤油で)
 ○ ○ ○
牛スジと蒟蒻
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話変わって、大阪の立ち飲み定番、牛スジと蒟蒻の煮込み、通称すじこん。
すじこん、か、どて焼きをまず頼んでから、何をあてに何を飲むか作戦をたてる。

業務スーパーの安いオーストラリア牛スジ1㎏をシャトルシェフで下茹でしたものを、半分は冷凍庫にしまう。
半分はネット「吉野家のコピー」の味付けで、「すじこん」にした。

(吉野家コピーはクックパッドを検索してくだされ。)

吉野家コピーは、アメリカ牛バラ、白ワイン、アジダ(韓国の顆粒牛ダシ)、昆布、醤油、砂糖、玉葱。

本来の「すじこん」は、牛スジ、こんにゃく、酒、鰹と昆布の出汁、醤油、ミリン、砂糖。

の違いがある。
今回のは、業務スーパーオーストラリア牛スジ、白ワイン、業スーアジダのジェネリック、醤油、蜂蜜と沖縄黒糖、こんにゃく、玉葱

と、すじこんと吉野家コピーのフュージョン

吉野家すじこん。

分量は、ほぼ吉野家コピーに合わせたが、白ワインが甘いので糖分は減らした。

ま、夜これを温めた豆腐にかけて食べるつもり。

少し胃の調子が悪い。酒を抜いて飯を喰おうかな。