兀狄山人漂泊録 GotutekiSanzin hyouhakuroku

世を捨て 人生から降り 晴歩雨読 無為徒食 兀兀騰騰 逍遙漂泊 備忘録

2022師走18日 広島大阪ノ旅 ソノ10. ふれ愛温泉矢田,帝塚山,聖天山

2022師走18日 広島大阪ノ旅 ソノ10. ふれ愛温泉矢田,帝塚山,聖天山

(温泉矢田)

Googlemapありがと

━ ━ ふれ愛温泉矢田 ━ ━
明けて、18日日曜日
快活を出て少し道に迷ったが、『ふれ愛温泉矢田』へ。

ホームページは↓
http://yata-jinken.com/jinken/index.html
人権団体が運営する風呂、と云うのが大阪らしくて良い。

快活

洒落キツすぎ!

 ○ ○ ○

 大阪のその問題と、ここ矢田の土地についてちょっとググる
 「矢田事件」?。なんか無茶苦茶だなぁ。
差別は絶対悪等と云うだけの単純な問題ではない。

市、日教組共産党、被差別側団体内のセクト争いとか積年の遺恨とか利害関係とかが絡み合って、いったい誰が加害者で何が正義かにわかに理解もできない。記事の立ち位置にもよるし、、、
いずれにせよ、よそ者が妄ミダりに触れるべき事象ではない。
 

 (このデリケートな問題に関しては大阪府は条例を設けてまで調査を禁止していて、驚くことに該当地名等の名鑑は禁書扱い。闇でデータが売買されているようだが可能な限り回収され事実上の焚書が行われているらしい。
勿論、故ある行政処置に違いない。

 

 兎にも角にも何にしろ、東京の歴史は家康入府以来400年程度だが、大阪は聖徳太子から数えても1400年はある。
 遠慮がちに、上っ面だけ触れながら面白がって歩きましょう。どうせオイラはノンポリぢぢい♪♪

 閑話休題 ♨ ♨ ♨

 さて、話を風呂に戻す。
ここは建物も広くきれいで所謂銭湯らしからぬ立派さ。
番台のお兄さん元気。居酒屋?
湯も温泉を感じられて良い。
日曜の朝湯なのでなかなか盛況。
その為、露天の湯はやや汚かったが仕方ない。
よそ者は遠慮がちに小さくなっている。
入れ墨は数人。普通のバランス。
内湯ちょっと熱めかな、と思ったが露天も温泉でぬるめなのでバランスがとれている。
 露天の懐メロの音は大きい。朝からムード歌謡、イイワ~。ワワワワワァ♪

 

冬陽射し 老爺も唸ウナる 露天かな
(セロニアス凡句)

ここもサウナは入らなかった。
朝湯は11時で一旦閉館。
早くも10時くらいから閉める準備。1時間ちょっとで出た。

━ ━ 帝塚山 ━ ━

(みどり温泉)

これから、そこそこ歩く。
風がある。湯冷めしないように身支度する。

快活前の広い国道469号長居公園通に戻り、僅かに歩くと北側にチラリと銭湯発見。
偵察。みどり温泉開店前。

国道にもどり広大な長居公園へ。
ランナー多い。植物園、博物館等あるが今日はパス、広い公園を突っ切るように抜けて左折。

万代池公園

(帝塚山駅)

御堂筋線が下に走る通りを渡って、万代池のある公園をつっきってあべの筋を渡って、南海高野線(20年前高野山へ巡礼最後の御礼打ちに乗ったはずだ····)の帝塚山駅を踏み切りで渡るとすぐに帝塚山古墳。
ここが大阪五低山の2座目の帝塚山なのだ。

しかしこのやま?登れないどころか施錠されてて山頂もしかとは見えない。
周りを囲む住宅沿いに一周回ってみたが、ちらとは見えても、全体を眺められる場所は無いようだ。

柵に手を入れ記念撮影。
登れないし、見わたせないし、五低山のコンセプト微妙だなぁー。

(ビューん)

━ ━ 聖天山 ━ ━
帝塚山駅に戻って線路沿いに北の聖天山を目指す。

 南海電車とすぐ西側で交差する道路がくの字に曲がってる辺りを真北を目指して渡ると、由緒ありげな神社らしき気配。
阿倍野神社

 神皇正統記ジンノウショウトウキの北畠親房の息子北畠顕家カネイエを祀った神社とか。花将軍?息子は知らんな、無知を許せ。

 名著「帝王後醍醐」は目の前の書棚に鎮座ましますが忘れちまったダよ。南北朝期の短くもない攻防は全然整理できていない。
 どうも、南北朝と戦国末期を勉強しなおさないと大阪の街歩きは面白くならないようだ。
 街を歩くとそこここで楠木正成真田幸村の地味で根強い人気を知ることとなる。
東京は所詮歴史が浅いので池波正太郎でも読んでおけばオッケー牧場

 神社の由緒書をに右から左にフンフンと流し読み。

 北畠親房は確か関東に居たはずだけど、息子は大阪で討ち死にしてるわけね。
なら、北畠神社にすれば良いのに、と電信柱を見やれば北畠の町名。ややこしいな。
阿倍野区阿倍野神社は北畠(町)に在って、祭神は北畠さんと、云うことですハイ。

 ここから、聖天山は真北なのだが住宅街を行くうちに方向がわからなくなったが、念力でなんとか松虫通に出ればすぐに聖天山正圓寺に通じる細い道はわかった。
聖天さまを祀るくらいだから真言宗なのだろうが、坊さん嫌いの小生は詣らず一番小高い場所を目指すが、そこは聖天山山頂ではないらしい。

寄松塚とかで、稲荷があった。confused。

 で、聖天山山頂は御本体のお寺さんの横に表示があった。

 ん、山号じゃなくて、本当の地名の山なのネ?よく、わからんなぁ。
思ったより、大阪五低山って知名度低いのか知らん。。。
ま、一丁上がりで3座踏みました、っと。

あとは、南海の天下茶屋駅に出て線路沿いに北上してとりあえず宿に向かうばかり也。

続く