兀狄山人漂泊録 GotutekiSanzin hyouhakuroku

世を捨て 人生から降り 晴歩雨読 無為徒食 兀兀騰騰 逍遙漂泊 備忘録

戸倉観世温泉,小諸懐古館 2024/06/08

戸倉観世温泉,小諸懐古館 2024/06/08

小諸なる古城のほとり雲白く遊子かなしむ
 

の、小諸なる古城こと現在の小諸駅裏の懐古園に来た。
朝からダイヤを間違え、何故か人だらけの横川など途中駅で2時間暇を潰してJRバスで碓氷峠を越え、軽井沢からしなの鉄道にて小諸駅
小さな博物館4つと抱き合わせの入園料は¥500、ま妥当。
 七万石の古城は相応にこじんまりとよくよく手入れはされていた。
 島崎藤村館は小さいが勉強になった。「夜明け前」は平田神道がらみの興味で読んでいたが「破戒」は未読。
夭折と云うにも幼い長女の写真が哀れだった。
 小山敬三美術館の主は観てみれば見覚えのある浅間山の絵の作者だった。おもわず良いものを見せてもらった。

 その後、戸倉駅トグラにて富山勢と待ち合わせ、少し遅れるようなのでコンビニでビールとイカフライを買って駅の外のベンチで待つ。

 合流後ともに「戸倉観世温泉」へ入湯。勿論初めて。

↓↓ホームページ
https://www.kanzeonsen.com

 中は大きな湯船一つ、小さな木の湯船一つ。水風呂無し。ジェット、マッサージ無し、水のカラン無し。持ち込みドライヤーは¥100となかなか厳しい。
 これで、亀乃湯(改装休業中)、戸倉国民温泉と3湯目だ。
 ¥300。安いが、ここらはだいたいそんなものだ。かけ長しの泉質にも間違いない。
 観世温泉はやや硫黄臭が強くうす緑色、国民温泉よりは熱いがやはりぬるめである。飲泉も可だがコップは無く、くんでいるジモティーも見なかった。飲む分には国民温泉の方が美味い。
 とにもかくにも、戸倉上山田温泉にハズレなし。満足。

 その後のんびり下道で富山へ向かった。
相変わらず体調が優れないので、暫し富山にて銭湯巡りでもする目論見也。

 以上