兀狄山人漂泊録 GotutekiSanzin hyouhakuroku

世を捨て 人生から降り 晴歩雨読 無為徒食 兀兀騰騰 逍遙漂泊 備忘録

浦乃湯 2024/06/10 富山市の銭湯

浦乃湯 2024/06/10 富山市の銭湯

↓公衆浴場組合ホームページ
http://toyama1010.com/toyama-uranoyu.html
富山市羽根  公衆浴場組合470円
歩行時間 往復約12㎞

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6月10日。哀しい日だ。

 

昨日は常願寺川寄りの ファミリー温泉ひらき(温泉ではない)に行ったが、この日は初めて神通川の有沢橋を歩いて越えて
地名で云うと羽根の「浦乃湯」に来た。
Google先生で見つけた、かなりのローカル銭湯で、神通川の西側で呉羽地区を除いて唯一の生き残りのようだ。
 橋を自転車で中学生がゆく。雪の季節は難儀だろう。

 その前に暑い。

 まず、地鉄(富山地方鉄道)を横切る。

次に路面電車。昔ながらの車両。好きです。

途中、古宮鉱泉をチェック、14時開店なのでまだ準備中。

 ここも、なかなかサバイバルは厳しいだろう。
 すぐ近くの科学博物館で休憩。高いナ。
隣に元美術館がそのまま空き家で残っている。この地は小生お子さまのおお昔刑務所だったと記憶する。

 で、向かいのK'sデンキで涼んでから歩く。
 有沢橋は立山連峰の見晴らし悪い。隣の神通大橋は見事なのでなんとなくショボい。

 橋を越えて左岸すぐに閉業したスーパー銭湯がある。ここは昔富山で働いいるとき何度か来た。
 その、通りをはさんだ大きな中古車販売屋の裏に「浦乃湯」はある。
複雑な場所だけど煙突が見えるので安心。

 渋い。ってーか、正直ボロい。
 ま、ここまで来たので入ります。
 15時。

 んー、んー、かなりのアウェイ感。
 男湯女湯見渡せる昔ながらの番台に小生より若い奥さんが座る。券売機は無い。
その後おばあさんが来たので、お留守番だったのだろう。そのおばあさんも何だか途中いなくなって番台は無人になったり、なんかのどか、、、
 まず、ロッカーが少ない。基本カゴに入れるらしい。ちょっと、珍しい。
しかも、常連客の荷物がところ狭し。まぁ、ここにワザワザ来る変人はいない。

 入湯、ホームページにも表にもサウナ有りだったが、故障中、、、そもそも水風呂が無いからなー。ボロさといい東の荏原鉱泉と少し似ている。
 浴室奥に、熱い湯、温い湯、ジェットバス。温い湯とジェットバスは下でつながっている。
 熱い湯の方がぬるい。時間が早いからね。かすかに薬湯の匂い。昔は薬湯だったのだろう。それなりにコストがかかるからね。
 ここまで来たし外は暑いので一時間は潰したいが、それが限界。やることがない。その間3人しか来ないし、皆さん早い。

 これで、同じ470円なら車に乗ってファミリー温泉ひらきや稲荷鉱泉に行くよなぁ、、、
あちらは露天もサウナもあって広い。

 逆に、ここは今入っておかないと無くなる恐れがかなり大きい。
 
 と、云うわけで一期一会。また有沢橋を渡って延々と歩いて実家に戻る。
 今からこの暑さでは、夏は死ぬな、、。

 以上