2024夏 リゾート釜ケ崎ほか-3- 太平の湯,ホテル新今宮,ふじやま
本日は銭湯でなく、スーパー銭湯で半日ひまつぶしをする予定。宿はホテル新今宮がクーポンで¥2000だってので予約。久しぶりに線路と道の間の宿。
■線路と道の間。道路の南側
JR新今宮駅周辺、新今宮から天王寺方面への高架線と道路の間に一列にホテルが十軒くらい建っている。
これらは、ドヤより高いが割安で今風で清潔な宿が多く、カップル、女性、外国人客が多く利用している感じだ。
線路の北の反対側には、バカみたいなホシノなんちゃらがある。ハキダメニホシノ。
南海沿線にはオサレゲストハウスや筋金入りのドヤも健在だけど、、。
で、道の南側が釜ケ崎·あいりん地区で男性専用激安ドヤ街となり、小生のホーム?である。が、時々線路道路中間地帯にも泊まる。
本日のホテル新今宮は南海出口のすぐ近くで、この一帯では比較的古い部類ではじめて利用する。
カプセルの入った個室。と、不思議な構造らしく少し興味があったこともある。
~あーぁ、堕落も極めれり、リゾート釜ケ崎♪
■太平の湯
順を追うと、まず8時半に『はつね』を出て『きらく』をのぞくが本日も休み。
しかたないので数キロ難波方面に歩き目的地の『太平の湯』近くの吉野家に入る、何とも芸の無い話。
道々、東南アジア系らしき若い娘相当数が颯爽自転車で北へ向かう。皆さんかわいい。やはり、西成区は家賃安いからだろうか?
久しぶりだけど、牛丼も高くなったなぁ、卵90円?知らなかった。朝から牛丼と云うことは酒を節制している証アカシ、慶賀慶賀。
『太平の湯』あたりは元市場なのか?海鮮の店が多く、朝から並んでる店もチラホラ。メニューのぞくと、店構えに対して高い印象。ま、オラ関係無いけど。
こんな中心地にあるのに、このスーパー銭湯早くから開いていて安い。
中はごく標準的だが、浴場以外のスペースがわりに広く長居できる構造。
朝から結構な人出。夜はどうなっちゃうんだろ?
炎天下の露天の炭酸風呂は、ゆっくりはし難い。ほとんど海水浴日焼けサロン状態。
ひたすらサウナと水風呂の往復。ひまつぶしもなかなかの試練なり。
10時ころから、ホテルのチェックインの15時過ぎまで風呂に居て、炎天下今宮戎から南海電車沿いに新今宮へ歩きホテルにチェックイン。
(凄いと云うか、酷いと云うか??宗教は商売ですヨ。くそボウズ)
■ホテル新今宮
今回初めて宿帳を書いたよ。普通に驚く、それが西成スタンダード。イェい。
フロントはきびきびした日本人の娘、ソファーには白人客の娘。しかも、前の歩道に寝ている酔っぱらいは居ない。実に素晴らしい。ま、この世界の主人公自体ほぼ酔っぱらってるので大して変わらないと云うことも出来る。
世界はシラフに値しない。
部屋はカプセルホテルを互い違いにして両側に個室スペースをつけたもの。右の部屋には上段のカプセル、左には下段。
ドアの上部が空いているのでうるさい。その際はカプセルのカーテンを下ろす。テレビも付いている。
部屋には机と椅子だけ。致命的なことに冷蔵庫が無い!!
フロアに一ヶ所共有スペース?、何故か冷蔵庫は変な場所に1つ。非常に使いにくい。上の階に大浴場があるらしいけど、さすがにもう風呂はいいや。
■ふじやま
少し休んで、17時を過ぎたから飲みに行く。今回初めて、ジャンジャン横丁へ。結局、いつもの『ふじやま』。まぁ、たぶんどこも大して変わらないと思うので、選ぶのが面倒だからここにばかり入る。別に特別気に入ってるわけではない。
平日はハイボールほぼ半額の200円くらい。お通しが300円ちょいかかる。
ここに限らずこの界隈は一人客は少ないが、入り口近くは死角になっていて一人でもゆっくり飲めるので居心地は良い。
近ごろじゃ登山より、大都会の方がよほど人間と関わらず静かに過ごせる。
ん?ホルモン鉄板焼が変わった。ホルモンの下にキャベツ炒めが敷かれて実質減量。内容もフワ(肺?)ばかりになって少しだけ腸が入ってるだけ。んー、次は別のもの頼むかなぁ。
いつもホルモン鉄板焼と串揚げ数本とその他壁の品書きから少し、でハイボール3、4杯で。
デカイメニューをあれこれ見るのも意外にめんどくさい。
本日は、あと串揚げ2本だけで、ハイボール3杯で切り上げる。ほぼ二千円。大阪は安いなぁ。つーか、喰えなくなったなぁ。
風呂にタオル忘れたらしいのでダイソーで買う、さらに玉出よってビールと惣菜買って、ホテルでささやかな二次会。
カプセルの階段が危険な老人。あー、やだやだ。
続く
兀狄山人記