兀狄山人漂泊録 GotutekiSanzin hyouhakuroku

世を捨て 人生から降り 晴歩雨読 無為徒食 兀兀騰騰 逍遙漂泊 備忘録

20170429-30-01 解放奴隷、最初の山歩き【過去の記録

20170429-30-01 解放奴隷、最初の山歩き【過去の記録】
[当時の記録より、そのママ]
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GWに奥多摩なんて狂気の沙汰だが、今回ばかりは止められない。

ま、白丸から歩いて御前、ハンモック泊のあと初めて月夜野山経由で三頭の森林館までおりて、三頭小屋に登り返して泊まり、笹尾根を日原峠から山梨側に降りて上野原まで歩いて帰宅。
何度目かの散歩コース。は、いいとして、なかなか面白かった。
話が長くなるから、ポイントだけ。
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私事
①全く、家に帰りたい気持ちがなくなった。
②白米は朝食うと胸が焼ける。胃が悪い。今まで通り朝は抜く。
③酒は無ければ無いで一日くらいは大丈夫らしい。2日は不明。今回はウイスキー一合だけ。
④まるで、体が鈍っているが、一日6時間ぐらいなら毎日歩いても翌日は全くダメージなし。
早く寝て夜中に起きる癖を治さなければ。

装備
⑤アルコールストーブ、サイドバナーでの3合炊飯はかなり無理があるし。
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⑥それ以前に、夜3合炊いて翌日朝飯と弁当にする、システムは自分の体質・行動パターン的にうまくいかない。胃が弱くなっていて、そんなに食べられない。
主食のパターンを最適化しなくては。

⑦ハンモックは寒い。よく言われるように、背中が寒いのではなく、普通に野ざらしで寒いのだ。背中はマットを敷き詰めれば耐えられる。
ただし、はみ出る腕がつめたくなる。

カウボーイキャンプは寒いのだ。
下半身タイツだけで、マイナス2度シュラフを小屋では暑くて半脱ぎなのに、ハンモックタープ無しでは密閉しても太ももがややさむかった。
体感温度マイナス2度ていどってことか?
要するに、
『テントに比べるとダウンで2ランク上が必要。』
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テントでダウン量280グラムなら、ハンモックでタープ無しなら480グラムのシュラフで同等。

だからハンモックシステムは本体の重さだけでなく、実質上更にとんでもなく重い。
ULシェルター&7度シュラフ 1140グラム 
ヘネシー&マイナス2度シュラフ 1620グラム
500グラムも重い。

結論。やはり重量から考えると、常用はシュラフの軽くて済む夏に限定すべきか。もしくは、1000メートル以下。

⑧寝るとき、必ず リカバリー用の着替えで寝ると確かに疲労が軽減する。下半身は特に。

⑨靴下を毎日はきかえると確かに快適。今回は、二日目に洗濯して3日に二足のパターン。

奥多摩短期なら、トレランシューズどころかジョギングシューズでも平気。
要は、足の置き方とかの技術と、体力とかの問題。
逆に、体力技術が無い人は山靴も役に立つ。
岩場や雪は話が違う。森の話。
逆に蒸れないし、クッションがいいから、3日目がかなり楽だった。
疲労の蓄積する長期は、ローカットでもトレランシューズより頑丈な靴を選ぶべき。
➡蛇足。今回実験のダイソーの中敷きは足の裏が痛くなる。二日で完全に、へたって全く駄目。
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╴╴╴╴╴╴╴╴╴╴ここまでで、中途半端に筆了。
この後も、ハンモックテントの利用はうまくいっていない。

御前の小屋では予想道り、クソバカごみジジババ団体に会ったが、端から腹をたてずに立ち去る心づもりだったから 精神的には無傷。

笹尾根は、なんだか考え事をしていて勘違いして降りてしまった、けれどもそれなりに楽しんだ。

兀狄山人記