兀狄山人漂泊録 GotutekiSanzin /Minimal Wild /Ultla Light ウルトラライト/野宿 旅/Bライフ/Hermit

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ウルトラライトultla light の数値的「再」定義 【UL】

ウルトラライトultla light の数値的「再」定義 【UL】
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まず、用語から。おさらい。

skin out スキンアウト
身体以外の、衣服を含めた全ての重さ
これは、誤解の余地は無い。

pack weight パックウェイト
身に付けたもの以外の全ての荷の重さ
これは、「身に付けたもの」がやや解釈の相違の余地が有る。
ポケットにたくさん入れたら、計算外になる。
更に、常に身に付けているサコッシュやヒップバッグはどうなるのか?
帽子や手袋やサングラス、トレッキングポールはどうなるのか?

basic weight ベイシックウェイト
消耗品を除いた荷の重さ。
これも、packweight同様解釈に相違の余地が有る。

ワタクシの考えでは、
「ザックの荷重を問題にする場合」の文脈
例えば、ザックの制限重量や肩への負荷を問題にしている場合、は例外として
「常に身に付けている衣服その他、以外はすべて重量に含まれる」
岩場ではサコッシュはザックに入れるし、トレッキングポールもザックにつけるので、当然重量に含むべきだ。
ポールを慣例的に含まないのは、たぶんアメリカでは岩場が少ないからだろう。我が国は違う。
逆に、大型ナイフや鉈を、常にトイレに行くときも腰につけているなら、含めなくて良い。と思う。
ハンカチは含めない。
帽子や手袋サングラスを含めるかどうかは、各自の「くせ」による。
常に身に付けている人は含めなくていいがザックにしまうことの有る人はウェイトに入れるべき。
自分は帽子はいつもかぶっているから含めない。手袋とサングラスは季節により含めたり、含めなかったり。

で、この
basic weight を基にして、用語は定義されている。

まず、基本。
1ポンド=453.6g だ。
basicweightが 10ポンド以下を
ウルトラライト ultla light (weight)と云う。

UL 10ポンド=4536g 以下

更に 半分の5ポンド以下を
サブ ウルトラライト sub ultla light  と云う。
ウルトラライトにみたない、つまりやや重い方がサブのような気がして日本人にはやや違和感があるが、サブには半分の意味もある。

SUL 5ポンド=2268g
が、慣例的に3kg以下あたりから、SUL と言っている。

更に、その半分 2.5ポンド以下を
エクストリーム ウルトラライト extreme ultla light
EUL 又は、XUL ……こちらの方が良いと思う……と云う。

XUL 2.5ポンド=1134g
同じく慣例的に、1.9kgあたりからXUL と言っているようだ。

だが、軽くなるにしたがって、ほんの少しの軽量化も困難になる。
俗に 「100グラムの軽量化に 100ドルかかる」と言われるのは、UL から先の話だ。
しかも、この100ドルには試行錯誤の授業料は含まれていない。
軽量化が意図に合わなければ、さらに追加料金となる。

4500グラムまでは、割合楽に軽量化できる。
ここまでは主に、頭の切り替えが出来るかどうかが問題となる。
まぁ、だからこそ10ポンドに文化的な意味があるのだ 。

が、ここから先は 単なる割りきりでは無理で、身体的訓練と道具の習熟が必要になる。
虫さんや、顔にかかる水しぶきを嫌うようでは修行が足りない。
破れたら縫う。穴はパッチでふさぐ。

更に、SUL あたりからは、求道者的情熱が必要とされる。
もはや、針金や空き缶に侘寂ワビサビを楽しむ、風流数奇の美意識から見ないと、何をやっているかわからなくなる。
ま、一言で言うと「もはや、まともな登山とは関係は無い」。
別の遊びだ。

だから、最終的には素人にはゴミにしか見えないようなガラクタにとんでもない値札がつく。
しかも、その高価なガラクタは自作の針金細工や空き缶工作以下の価値しかない場合が多い。
何故なら、自ら作り出せる腕もサバイバル技術なので、自作のガラクタには、使いこなしや修繕や改良や再生産のノウハウも含まれているからだ。

金で物を買って解決するのは、次善以下の策。やや無意味で野暮なのだ。

MYOG メイク ユア オウン ギア
が、ウルトラライトの謂わば 真骨頂なのをユメユメ忘れてはならない。
何故か、もの作りの国Japanは、匠タクミばかりがもてはやされ、百姓の伝統(百の職種を一人でこなす)、すべて自分で作る、ことが忘れられている。適当な自作で凌シノぐと云うことに疎ウトい。

閑話休題、、、

大雑把に「慣例的に」などと曖昧な定義は避け、ある程度細かく用語を定義したほうが誤解が少ないのではないか?

UL2 =2kg以下 とか、UL3とかはボチボチ目にするようになった。
ポンドとキロが入り交じってややこしいが、順に書いてみる
SUL や XULの慣例的範囲には SUL何々 と表記した。
数字はkgは省略、ポンドはlb表記した。

------4000---
 UL5/11lb  4990g
◎UL (10lb=4536g 
 UL4  kg
 [UL3.5  kg]不要か?
 UL3   kg
------3000---
 [SUL6lb  2721g]不要か?
 SUL2.5  kg,
◎SUL  (5lb 2268g
 SUL2 kg
------2000---
 XUL4lb 1814g
 XUL1.5 kg
 XUL3lb 1360g
XUL (2.5lb 1134g
------1000---
 ?   1kg以下……


UL2 の一例を、、、
http://hikersdepot.jp/products/4895.html/

これは、XUL の例
http://www.adventurealan.com/2-4-pound-extreme-ultralight-backpacking-appalachian-trail/#post/0

なんか、UL 道何段みたいで、どんどん馬鹿馬鹿しくなって面白い。

現実的には、最低でも1kg は消耗品を持つだろうし、衣服も1kgは有るだろうし、行動中の発汗等で体重自体1kg以上変動があるから、SUL 以下の意味はほとんど無い。

所詮、遊びなんだから、面白ければいいのだ。