『北海道&東日本パス』 知らなかった! 【旅】
春休み以来、『青春18切符』のシーズンが待ち遠しい。
時間がありあまり、且つ、長時間乗車まったく平気、且つ、車より電車が好き、途中で気が変わる、無計画、予約嫌い、トイレが近い……な小生にはこんな素晴らしいものはない。
が、知らなかった、『北海道&東日本パス』などと云うものもあったのだ。
これも似たような、JRの 「普通列車乗り放題切符」だが違う点がある。
---青春切符との 比較-----------
比較は「青春」→「北海道」で表記
まず、
○使える地域
「青春18」全国のJRのみ、第3セクターはダメ
→「北海道&東日本」JR東日本、JR北海道、そして
最大のメリットが、
🔹銀河鉄道、青い森鉄道、ほくほく線
これは、大きい。青春利用では新潟まわりで青森まで行かなくてはならなかった。
残念ながら、新潟ひすい鉄道は西日本が乗り入れているからかダメ。
ま、西日本へJRで行くなら今まで通り「青春」一択。
九州ならLCC の方が実質安い場合も多々ある。
正確には、以下の通り--------
「北海道&東日本パス」はJRの鉄道路線とBRTだけでなく、第三セクター鉄道の青い森鉄道線、IGRいわて銀河鉄道線、北越急行ほくほく線も自由に乗り降りできます。「18きっぷ」も青い森鉄道線の青森~八戸、青森~野辺地、野辺地~八戸の各区間は通過利用の場合に限り利用できますが、途中の駅では乗り降りできません。
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○利用期間 2018年夏シーズンの場合
「18きっぷ」発売期間7月1日から8月、利用できる期間は7月20日から9月10日
→「北海道&東日本パス」発売期間6月20日~9月24日、🔹利用期間7月1日から9月30日、
つまり、より長い。
07月 01から07月 20、09月11から09月24 なら「北海道」一択
○価格 11850→10850 少し安い、
○切符の有効期間 🔹丸1日×5枚→一枚で、7日間
途中空白期間は作れない。だから、縦走など、山に登るのはやや厳しい。
登ったとしても日帰りのみ。
食い歩きや、神社旧跡めぐりなら十分使える。
○その他 青函のオプションが違うなど。
これは、ややこしいが簡単に要約すると
「青春」新幹線で海を渡る区間のみ片道一回2300円
→「北海道」青森から新幹線と北海道名地の特急1日乗り放題6000円
ま、「青春」の場合は、青函連絡船が2000円だからビミョーだったが、「北海道」の場合は青森で一泊して朝からオプション切符利用するとか、うまく調整すれば釧路とか網走、稚内とかまでいける。
ちなみに、青森から網走まで、09:34発 20:49着で20190円だ。ただし、盆と正月は使えない。
---旅の一例--------
旅の計画の例を、
1日目、東京から青森で、青森一泊
岩手~青森間 5480円 これを乗りたければ「青春」は別に支払わなければならないが、「北海道」はタダ。
ちなみに、東京~青森は13900円で、この1日でもとをとってしまう。
一例平日なら04:44発~20:11着
2日目を、上記 青森から網走、……3~5道内で遊んで、
6日目に本州に青函連絡船で渡って東北のどこかで一泊、7日目に帰京。
交通費は、「北海道&東日本」10850
「新幹線特急オプション」6000
「青函連絡船」2000
合計18850 円
6泊7日なので、楽天トラベルでカプセルか安いビジネスホテルを平均3500円で押さえたとすれば、21000円
合計39850円 で、宿泊交通費がまかなえる。
山や離島、トレッキング、輪行ならやはり、青春切符有利だが、青春切符の使えない期間や、食べ歩き等では北海道&東日本 も使える。
って、JR北海道乗りつぶしとかも面白そう……ん?いつから乗り鉄になったのよ……
兀