甘糀 甘酒 (仮)甘(酒食)酎/甘(酒日)本酒 とは?【食】
ハンサな定義やカテゴライズは場合により無駄だが、時として細かい話をする時には敢えてキッチリ定義しておいた方がcommunicationのcostを節約できる。
経済倫理学ってやつ?
そこのあれ、で分かりあえれば、もっともcommunication-costは低い。
で、今まで甘酒と称してきたものは本やウェブでは『甘糀』とも言われているらしい。
たいして、狭義の『甘酒』とは、甘糀を二倍程度に希釈して飲用にてきした濃度にしたものを指す。
これは伝統的な名称だからいたしかたないが、甘糀にも甘酒にもアルコールは含まれていないので「酒」はうそである。
正確には、
甘酒でなく「甘糀水割り」若しくは「甘糀湯割り」。
取り敢えず、狭義の甘酒=甘糀水割りとしておくと、
自家製甘酒など野菜や魚肉を漬けるのは『甘糀』。
自然食品店で売ってるド高いヤツも甘糀。
スーパーで売ってるやや高いのは甘酒。
……問題外だが、因みに、スーパーで売ってる安売りメーカー大関など一合百円台のは、糀ほぼゼロ、酒粕から作った『偽甘酒』或いは『酒粕飲料』でここでは論外。
で、甘糀とはだいたい、
糀1=200g、米1合=150g、水4合程度(米を炊く水を含める)を想定している。
だから、ここで言う甘酒は、
糀1、米1、水8~12 と云うことになる。
で、ここからは全くここだけのはなしだが、
甘糀を、水や湯でなく日本酒や焼酎で割ったアルコール飲料を
◎『本甘酒』と、呼びましょう。と、云うはなし。
ま、『偽濁酒ドブロク』ともいえるのだが、、、
甘糀や甘酒は、ノンアルコールのソフトドリンクだが、濁酒や偽濁酒……いや本甘酒は酒です。酔います。
酔わない飲料に意味無し。キッパリ
ここ試験に出ますから。
日本酒で割ってももちろん美味いが、特に生甘糀ならば
焼酎で割るのが 酒呑み的には 妥当な話題となります。
割るなら安いパック酒だろうけど、すると甘すぎることになる。
甘酎こそ、偽を越えて別ジャンルの酒である。と云うことを訴えたい。
甘糀⊃本甘酒⊃甘本酒/甘酎 となる。オーケイ?
25度の焼酎なら、半々で割ると12.5度となり、自家製の濁酒の濃いめ上手く作れたヤツと同等のものになる。
実際現場では、焼酎2:甘糀1とかだろう。
プロなら、熱湯1:焼酎3:甘糀1等dryに……各自工夫すべし。工夫すべし。生姜も忘れないでね❤
味も、濁酒に似ている。…??…清涼感や繊細さ複雑味には欠けるが、アルコールのキレは勝る。
酔心地は、濁酒よりすっきりして宜しい。
要するに。
「イイ感じじゃなかろうか?」
テクニカルな留意点はただ一つ。
「65℃以上に加熱しないこと」
糀菌を、生かして敵を切る。……敵って何よ?
このため、小生は
①細身のカップで甘糀を、湯沸かしポットで湯煎し60℃程度に。
②焼酎を別のカップで電子レンジで7~80℃に加熱
③ ①に②をそそぎ、
保温容器(スープジャー)で保温しながら飲む
と云う、やや面倒な手法をとっている。
ま、二~3杯目からだが。最初は③の前にソッコウで飲み干している。
イイじゃないの。ニンゲンダモノ。
兀