航空券における「世界一周」の定義から、「日本縦断」の定義と「日本一周」を考える-前編- 【旅 雑】
🐽知らなかったー。💀
世界一周航空券と云うのがいろいろと出ているのだ。
最低30万円かららしい。
海外旅行の経験が少ないから、この価格が今どき安いのか、高いのかわからない。……が、無理な価格では無い。
で、「世界一周って、何よ?」
定義の問題であるが、これが明快だった。
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(以下引用)
世界一周とは、太平洋と大西洋を各々1回のみ渡って出発地に戻ること。
※原則的に西回りか東回りの一方向に進み逆戻りは出来ません。
大陸内の逆行は可能だが例外もあり、詳細は個別に調べる必要があります。
リンク↓↓
https://www.sekai1.co.jp/explanation/03.html
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細かいルールは、会社によって違うが、要するに
「地球一周のこと」らしい。
太平洋と大西洋、ってずいぶんザックリわりきったな。
なら、日本一周は?
と、考えると全くもってパラレルにはならない。
日本は島国で且つ、球状ではない。
立体ならともかく、平面では一周の意味がよくわからない。
そもそも、定義付けの動機が違う。
……『旅券利用(販売)の為の定義』です。
参考までに、
「日本一周切符」で検索すると、
ほとんど「青春18切符」関連の記事が出た。(笑)
つまり、そんなもんねーよ、人それぞれ。ってことか?
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どちらかといえば「日本縦断」の定義の方が「世界一周」の定義とくらべやすい。
単純に地理的に、
日本の北から南に移動すること。
さらーっと、
北海道~鹿児島県 で良いのではないか?
南端、北端なら、宗谷岬、佐多岬になるらしい。
あまり、意味があるとは思えないが、そもそも意味を求めてはいないからいいのだろう。
縦断の方は過程より、記録やチャレンジした事実が重要なのかもしれない。
で、如何でしょうか?
沖縄、喜屋武岬は?
それは、要らない。
それを云うなら、四国はどうなるのだ?
もし、喜屋武岬を云うなら、佐多岬も通らなくてもいいし、沖縄にいきさえすれば九州も通らなくてもいいことになるのではないか?
としたら、県ではあっても離島でもある沖縄は別にして、とにかく宗谷岬と佐多岬ありき。
で、少なくとも、北海道、本州、九州通過にはなる。
で、いい。あくまでも、地理的なスタンプラリー。
琉球は、地理的には完全に別だから切り離さないと困ったことになる。
琉球をいれることは、日本縦断の定義に地理だけでなく文化政治的要素を組み込むことになる。
すると、対馬・国ノクニ、佐度国、壱岐国、淡路国、隠岐国
の離島でかって国と呼ばれていた地域とのバランスがとれなくなる。
なにより、四国四県とバランスが悪すぎる。!
日本国縦断ではないし、日本列島縦断でさえない。
もう、ここは日本の意味(国土?国家?列島?)は不明なまま
日本縦断=『宗谷岬、本州通過、佐多岬』 でいい。
日本"列島"縦断にしたいなら、
『宗谷岬、本州、四国、佐多岬』
日本"国"縦断……と、ここで話が難しくなる
国土、なら佐度、隠岐壱岐対馬、淡路、琉球と47都道府県。北海道はザックリひとつでいいのか?函館タッチでOK?宗谷佐多岬踏襲?
国家なら、もうわからない……
要するに、国と云う言葉を持ち出すと、単に地理的な話ではすまなくなる。
だから、日本縦断=宗谷岬・佐多岬 で、いい。
単なるスタンプラリー。
上記のように、日本 "列島" 一周の定義は、困難を極める。
のだが、遊びとして徒然に考えてみるのも一興。
地理的には、「平面の一周=海岸線。内陸は無視」
が一番分かりやすい。
が、どうなんだろ?気分的には?長野埼玉山梨岐阜……一歩も踏み入れないで日本一周でいいのか?
では、日本 "国" 一周なら、
「日本国って何?歴史や文化的?産業や人口?地理なら島は?」
( -_・)??
結局、むかしの陸奥から薩摩に至る、国の区分を見直さないとならなくなった。
イヤハヤ。。
この件は、いずれ後半に。
兀