マタギの持ち物。【20161003?アーカイブ006】【山道具】
銃弾薬関係は別にして。
大型ナイフ
雨具
お握り
マッチ三個
焚き付け
農ポリ3メートル四方(シェルター)
細引き
手袋タオル帽子長靴
ザック
水筒
(小屋掛けする際には)
飯盒
米・味噌
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山旅では、かなりハードなサバイバル的なULでも
対応するのが
1ザック
2シェルター・ロープステイク
3雨具
4クッカー
5水筒
くらいまでで、他に最低でも
6防寒具
7寝袋(夏は不要)
8日用品・救急セット
は必要だろう。
9ビビィあるいはシュラフカバー
10グランドシート
11最小限の着替え
も必要かもしれない。
これでも、かなりハードだと思う。
火器は、焚き火は差し障りがありすぎるけど、ネイチャーストーブと予備のエスビットくらいで納められれば上出来だろう。
日用品てのがどこまでなのかはかなり問題だが。
この日用品、utilityのせいぜい300グラムをうまくまとめられたら他は修練で結構いいところまで近づけるのではないか。
最小限の着替えってのは、最小限。寝間着がわりの長袖シャツ、モモヒキ、靴下各一枚。以上。
パンツも、ズボンもダメ。
防寒具……行動中も着るのならば、フリースか化繊綿にならざるを得ない。
あるいは、行動中は用いずダウンにするか。
シェルター、ビビィ、グランドシートは関連性が深い。
仮にポンチョタープだとして、何を兼用出来るのか?
透湿性のあるポンチョなら多少重くても、ビビィや防寒具にもなるから利用価値が広がる。
実際、タープにしてしまうと、雨具がなくなるから雨の時に何も出来なくなる。
ゴアは無理だが、タイベックとかエントラントでポンチョタープ作れれば可能性は広がる。
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実は、あるらしいのだ……
両脇が簡易的なスナップでなく、ファスナーで雨を防げる上透湿性もあるポンチョタープ。
しかも自衛隊の迷彩でステルスに有効。
ただし、600グラムと恐ろしく重い。
UL的には論外。
しかし、こいつと大型ナイフをメインにカンガエタラどうだろう?
ビビィ、雨具、防寒具、晴れた場合はタープとしてのポンチョタープ
雨天時は、ビビィにして、サバイバルブランケットをタープにする。
ナイフで、タープのポールや薪をつくり、鍋一つで食事をする。着替えは無し。
それならば、最低
ポンチョタープ(600グラム)
ナイフ(400)
鍋(300)
寝袋(800)
水筒(?40)
サバイバルブランケット(80)
マッチやロープを含む日用品キット(400)
ザック(250)
計2900
……こらだけで秋口までいけるのではないか!2250グラムのサブULまではいかないが、そもそもそこまで軽量化する意味がわからない。2キロくらいサウナでやせられる。
同じ軽量化でも所謂俗流ULの多数軽量でなく、ひとつひとつは重いがアイテム数が少ない、頑丈だから安心。但し、訓練が必要で面倒で不便。
これが、小生が言わんとする『ミニマム・ワイルド』である。
マタギに学べ。重くても信頼出来る最小限のギアで遊ばせて頂く。