兀狄山人漂泊録 GotutekiSanzin hyouhakuroku

世を捨て 人生から降り 晴歩雨読 無為徒食 兀兀騰騰 逍遙漂泊 備忘録

2019年 05月 東北旅行 5.鳴子温泉,尾花沢,飯豊,富山へ【旅】

2019年 05月 東北旅行 5.鳴子温泉,尾花沢,飯豊,富山へ【旅】

越後、羽前、羽後、陸中を海岸線から内陸水沢へ約四日。
帰途は05 04昼前に出発。
仮眠をしつつ約一日半で、
平泉から陸前をかすり栗駒山(↓)を北から西へ回り込み
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鳴子温泉から、
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(鳴子峡谷↑)

山形蔵王を間近に羽前の山間部、寒河江まで内陸を南下、大きく折れ飯豊山地の麓を三国、胎内、を抜け再び日本海側の新発田へ。
しばし、仮眠後、往路を逆に新潟、上越、青海の道の駅でまたわずかに仮眠し、夜明けの朝日岳や水田に映る剣(↓)を見つつ富山へと帰る。
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⭕ ⭕ ⭕
帰途の道の駅は山菜と山形牛を大量購入の目論見だったが、去年よりも、混んでいたうえ、ものも少なく高く、品質もあまりよくなかった。

一番の目的の山形牛の筋もなかった。残念。

とは云え、尾花沢の産直(↓)はスイカと牛肉が安く旨い。
相変わらず品質の良い切り落としが、500グラム1200円からと激安。数キロ買い込んできた。
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⭕ ⭕ ⭕

帰宅後、せっせと後始末をする二人を横目にさっさと風呂を浴び、買ってきた牛と葉玉ねぎを焼き、珍しい立山の生を呑み寝てしまった。

無理に合わせていると険悪になってしまう。遊び人は遊び人のペースでやらせていただく。

しかしながら、やはりと云うか、女性連中との旅は何事にも時間がかかり、忙しく、清潔。また車の旅は慌ただしいことか……。

いやいや、運転手も、ご老体も御苦労様。

小生は、越中にて少し休んで、武蔵野国の我が家に帰った後は間をおかずに、独り気ままに漂泊したいと強く思った。

怠惰で、予定も予約も無く、時に素早く、人知れず泊まり、人知れず撤収し、時にしぶとく、時に豹変し、いい加減で、静かで、死なない程度に不潔で、タフで、何より自由な独りの漂泊。道楽者の世捨ての逃避行に……。

2019 5月の旅日記以上。