兀狄山人漂泊録 GotutekiSanzin hyouhakuroku

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ツェルトは軽いか? ,,200628

ツェルトは軽いか? ,,200628

ファイントラックのツェルト1のハイカーズデポカスタムバージョンが発売された。
オリジナルとの違いは、色とセンターにループがついたことと、入り口がダブルジッパーになったこと。

https://hikersdepot.jp/products/10237.html/
何故に、虫のたかる黄色にして、モスグリーンにしないのだろう??

ダブルジッパーの上から顔を出してポンチョにもなるとか書いてあるが、腰までしかないし、うでは出ないし、後に大量の布を引きずるので、休憩中くらいにしか使えないだろう。
(ほぼ同サイズのソロシェルターで試してみたことがある。緊急時には有効だが、ツェルト持参で雨具無いってことはほぼほぼ絶対に考えられない(笑)。)

オクトスも新製品出ていた。
昔のも並列発売らしい。
高くなって、少し軽くなって、丈夫になったらしい。
f:id:gotuteki:20200628022943j:plain
(メーカーhpより)

話をもどす。
ツェルトは軽いか?、です。

結論

『無雪期ならば、ダブルでトレッキングポールを持つひとにとってさえも、ツェルトに重量的メリットは無い』

『安心と楽さなら自立シェルター。
自然との一体感ならタープかフロアレス。
ツェルトは雪山のみ。』

例:まず、そこら中で見かけるツェルト2longで見てみる。

ファイントラックツェルトロング360
ステイク8*8=64
ロープ9メートル=28
ポール2本 170
シート ヒートシートー70センチ 40グラム
計662g

ちなみに、小生所持のモノポールシェルター
と比較する、
GWC310,  ヒートシート(70*210)40,   ステイク*6=48  ポール85g(参考)
計483g   

想定した付属品:
チタンビンステイク8g/本   ,ダイニーマ芯2.5mmロープ3.1g/m  , ヘリテイジツェルトポール85g/95cm

と、なんと200gも差がある。

ポールを無視しても、
ツェルト2   492g
GWC 398g
と、100gも重い。

耐候性に差があるから単純に比べられないが、タープポンチョならもっと差は広がる。
GWCとツェルトはほぼ耐候性は同じくらい。
設置撤収はGWC が断然早い。
居住性もはるかに優れている。
結露は地面に流れるので気にならない。
川になるくらいなら同じこと。

短所は風が入るので寒い点と、虫が入りやすい点くらいか。

更に、ゲートウッドケイプやタープポンチョは低山樹林でなら雨具兼用に出来るから割りきれる旅なら更に2~300g軽量化できる。

――――――――

ツェルト1で比べてみる。

その前に、、まず、ツェルト1の場合クソ狭い(気が変になりそうなくらい狭い)ので結露で全方向的にべちゃべちゃになる。
シュラフカバー(ビビィ)かフライ(タープ)が必須。

ファイントラックツェルトⅠ 230   ステイク*8=64 ロープ*9=28  シュラフカバー150 柱2本170 計642g

と、そのわりに重さはたいしてかわらない。
ツェルト2から1にするメリットは、

設置場所の自由度+暖かさ,ビビイ単体利用可能
をとるか、
居住性 
をとるか、の問題になる。、

ジジイの繰り言:

昔ツェルトを使っていたが、この狭さ、べちゃべちゃさは尋常ではないよ。
それでも、昔の2㎏近いテントに比べれば、イスカの緑のツェルトが600gゴアのシュラフカバーが450gで合わせても1㎏近く軽くなったので耐えた。
ポールは、昔から1本持ちなので、もう1本は枝を使う。

――――――――
余談:
600gを切る自立シェルターが出ている昨今、ツェルトを持つ意味は『価格以外』無くなってきた。

タープやフロアレスは、自然との一体感を楽しむものなので、そもそも動機が全く違う。

ツェルトは、軽く、安く、全方位閉じている安心感がメリットだろうが、その代わり耐候性居住性設営の手間などかなり多くの犠牲をはらう。
軽さのメリットが無くなった昨今、ド高いファイントラックのツェルトを買う意味が小生にはわからない。

小生なら、コスパ良いオクトスか、狭いが軽さに吹っ切ったソロシェルターとか、はたまた狭い以外は良いとこ取りのLE シェルターとか、安さに吹っ切ったアライテント、、、、
とにかく、冬山やらないならファイントラックは無い。高過ぎる(しつこいよ。)

蛇足:

基本的かつ元来、ツェルトは雪山でのビバーク用に作られたと思われる。

それを
『無雪期に、ビバークでなく常用』

する流行を作ったのは、当然ULの伝道師
三鷹のハイカーズデポの
ファイントラック、ツェルト2longからだ。

それにしても、驚くほどにこれはうけて、UL 系シェルターのかなりがツェルト2longではないか?と云うくらい、よく見る。

軽量自立シェルターはむしろ、ツーリング勢の方に人気なようだ。

欧米メーカーでは非自立フロア有りシェルター(1or2レイヤー)をよく見る。
テラノバのキューベンの透け透け懐かしい。

対して、我が国でのテント事情は護送船団宜しく完全にドーム型自立ばかりで、ULらしい非自立フロア有りシェルターは珍しい。

mont-bellのULモノフレームシェルターやアライテントのビビィシェルター以外では、 Shelt↓ くらいではないか?
https://fujitajimusho.wixsite.com/shelt/about
何れにしてもワンレイヤーだ。

さらに、UL本来の王道タープは自分以外ほとんど見たこともない。
勿論、フロアレスやタープ派は沢や森で人知れず張っているのでお互いにわからないだけなのだろうけど、、、

若いうちは、普通のテントが1番良い。
シェルターは、テントを買ったあとの話。
当たり前のことだが、、、

ヘリテイジの新しい f ドーム欲しい。。。540g。。。手持ちのULドームより180gも軽いと、流石に工夫ではどうしようもない、、、

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https://heritage.co.jp/Gears/COD_2G.htmlより