兀狄山人漂泊録 GotutekiSanzin hyouhakuroku

世を捨て 人生から降り 晴歩雨読 無為徒食 兀兀騰騰 逍遙漂泊 備忘録

日本全国鉄路旅:水郡線(除く支線),2022/01/07 …続く

日本全国鉄路旅:水郡線(除く支線),2022/01/07 …続く

━━━まくら━━━━━━
■営業係数

鉄道には、営業係数と云うのがある。
100円の利益にいくら掛かるかと云う数字だ。
100以上なら赤字と云うほど単純なものではないらしい。
ドル箱の新幹線に誘導する為、とか数字にならない効用もあるとかなんとか。
が、しかし、どう考えても1000とかは赤過ぎるだろう。
 一応JRとしては、2000以上の路線は切りたいらしい。
 JR東日本は路線別の営業係数を発表している。何故かJR東海は未発表。

常磐線全線は77。 
つまりそこそこ(かなり?)の利益をあげている。

水郡線全線1405(水戸·常陸大宮間487
磐越東線(郡山·小野新町)1621
磐越東線(小野新町·いわき)6951!!

と、小野新町オノニイマチ·いわき間はブッチギリの困ったちゃんだが、その他は廃線検討ラインの2000以下でまんず一安心。
 と云っても、比較的ましな郡山·小野新町だって常識的にはスゴい数字だ。100円稼ぐのに1621円かかってるんだら。。。

なんの為に営業係数を調べるか?

それは、人のこなそうな登山ルートを探すために地図とにらめっこするのと同じことだね~。
営業係数でかいほど、楽しいのよ。何故か。性格問題あり(笑)

■今回のコース

最初のアイデアは、
常磐線水戸~いわき→磐越東線郡山→磐越西線会津若松→新潟 泊
新潟→飯山線しなの鉄道小海線→帰宅

だったのだが、雪で新潟は帰れなくなりそうなので、色々考えて

水郡線磐越東線常磐線(いわき仙台往復)→常磐線柏(常磐線コンプリート)→帰宅
にしてみた。

最終的には、常磐線(いわき~岩沼-仙台)は乗り残し。
と云うのは、今後盛岡等から帰る際に仙台から常磐線まわりで帰宅する機会はあるとわかったからだ。
上野~柏ははっきりとはしないが昔乗っていると思う。
水郡線の支線区間も乗り残したが、ここはもう生きているうちに訪れることは無いと思う。

━━━本題━━━━━━

■ダイヤ乱れてコース変更

(時は乱れて ディック 思い出すな。)

2022 01 07金曜日晴れ。
水郡線磐越東線常磐線(上野·柏間はたぶん既に乗)コンプリートのつもりだったが、のっけから前日の雪のためダイヤがめちゃめちゃ。
大宮で武蔵野線まわりは諦め、とりあえず早く動きそうな東北線(1時間半遅れ)で小山経由で水戸へ、もしくは最悪そのまま東北線で仙台まで行けばいいと判断して飛び乗った。

予定
東飯能09:08-川越(直通運転)-×武蔵浦和-×東松戸-×柏-(一部·常磐線)-
水戸-(全·水郡線))-郡山(安積永盛)-(全·磐越東線))-いわき-(一部·常磐線-岩沼)-仙台折り返し-いわき(泊予定)

途中、後からきた快速に追い越されると放送あり蓮田で乗り換え、小山では始発の水戸線は遅れていないようなので水戸線に乗り換えとりあえず友部までは行ける。

東飯能09:08-川越-大宮停止(宇都宮線に行先変更09:05が遅)10:3?-蓮田?(快速ヘ乗換)-11:05小山11:07(通常通リ(全·水戸線·12:9友部))

この時点では、常磐線水郡線はわからない。
予約をしない旅は臨機応変(行き当たりばったり)気が楽だ。

……結果的にこのあとは順調に動いていて雪の翌朝の混乱は首都圏だけだった模様。

友部で常磐線乗り換え水戸へ。

水郡線

水戸から水郡線
 水戸駅水戸黄門御一行と記念撮影後コンビニで炭酸を買う。
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水戸駅
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水戸駅水郡線ホーム
 ダイソーの180mlお茶のペットボトル(これ散歩の水筒にも重宝)にウイスキーを入れてきた。

 4両編成で1両目と2両目が キハE130 運転席とトイレ付きで後ろ2両が座席のみの編成。1両目だけが郡山まで行き、3両は途中常陸大宮で切り離す。
と云うことで、1両目に移動。

にわか鉄道ファン(?)丸出しだが、水郡線は途中 上菅谷駅常陸太田駅まで 分岐していることを乗ってから知った。もちろん支線はパス。
完全乗車なんてやはり小生には無理の模様。

水戸の近郊は驚くほど新しくオサレな住宅ばかりの住宅街の真ん中を走る。
ほとんど無人駅で高校生メインで利用者多い。
支線方面の列車にも結構乗っていた。
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分岐する上菅谷駅

 人が減ってきてからウイスキーと炭酸を交互に口に含む。
 口腔ハイボール。上級者仕様。
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(↑チェイサー)

 途中袋田あたりまでは、男体山から袋田の滝まで縦走しに来たことがある。
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(バスの待つ袋田駅)
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(久慈川)
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(かって支線が出ていた棚倉駅)
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(常陸大子駅)

水戸から来たとは思うのだが、帰路も水戸からか?は記憶にない、、が多分郡山経由では帰らないだろう。
よって、そこから安積永盛までが初めて。
水郡線は水戸から安積永盛までで、安積永盛から郡山は東北線と云うことになる。が、ダイヤ的には水戸~郡山だから感覚的にもそうなる。小生も初めて知った(こればっかり、、恥)
…ま、良くある話。

切り離してからも乗客は減らない。
たまたまなのか?水郡線はなかなか利用されているように見えた。

■駅探を信じるな。使うけど。

ところで、乗り換え案内と料金調べにはWeb版の『駅探』を昔から使っている。
前々から所々におかしなアルゴリズム(なのかバグなのか)があったのだが、このところなんだかヒドクなったような気がする。
 詳細は省くが、やたら乗り換え時間がある時や、複数ルートがあって表示ルートでは当日中に着かないとか、どう考えても遠回りのルートを表示されたときは、分割して乗り換えを検索した方がいい。
 始発駅乗り換えのアルゴリズム(座れるからありがたい)も時々怪しくなる。
 有料の青春18切符アプリを使うほどでもない。
 本当は紙の時刻表がベストなのだがかさばるから無理。(月遅れのを図書館で借りればタダだけどね)

 信じないけど、付き合いますよ。
 考えたら、人もソフトも同じことだね。

水戸13:15発、郡山着16:25

続く