利尻富士→礼文島 【2018夏1-07】【旅】
利尻富士は急いで登って、ゆっくり降りた来た。
ローカットだから捻挫か怖い。
テントfixでピストンなんて邪道だが、成り行きだ仕方ない。
団体は、キャンプ場で前にテント張っていたジシババと何かの工事なのか資材を運んでいた若者たちだけ、東北人はいい人が多いのだが、とはいってもジシババ集団は感じ悪い。
04:15→12:20で約8時間、コースタイム10時間は長目に書いてあるようだ。
200~1700標高差1500だから、ほぼ雲取山なみで雲取は往復8時間だから、似たようなものだろう。
晴れていればだが。
雨風があれば絶対登りたくない。
腕時計の高度は登りはじめは50メートル高く出たが、途中でジャストになった。
途中も頂上も眺めはかわりなく海ばかり。
途中抜かされた、若者一人と、中国人の夫婦が休んでいた。
それ以外に、途中抜かされ戻りですれ違ったのは、トレランのヒト一人と可愛いげの無いアラフォー女性だけだ。
追い越したのも20人もいないと思う。
まぁ、この程度なら良い方だろう。
少しやすんで降りる。
だんだん暑くなってきた。
これから登る人は大変だ。
下りは沢山の人とすれ違った、とは云ってもアルプスとは違い許容範囲だ。
トレラン装備の人は数人で少ない。
このくらいなら目障りではない。
まぁ、全体としてはなかなかキツいが良い山だ。
トイレが心配で、携帯トイレを2つも持ってきたが杞憂だった。ありがたい。
降りきって甘露水で、500ミリもがぶ飲みした。
キャンプ場で無事下ったむねおばさんに報告して(報告しろといわれた)、テントをたたみ温泉へと下った。
温泉でさっそくビールを飲む。
それでも、昨日より2キロ近く減っていた。
甘露水前は3キロくらい汗を流していたことになる。
登山中も1500ちかく飲んでいた。
咽の乾く山だ。
風呂上がり、またビールを2本。
アサヒプライムが160円と良心的だ。
今日は酒がないので、ここで計3本飲んでおしまいだ。
向かいのキャンプ場に二日ぶりに行く。
今回は端の方に張った。
にゅうめんにフリーズドライの中華丼をいれた。塩辛い
夜から朝までものすごい風だった。
帆のようにテントがたわむ。
mont-bellのULシェルターはスリーブ無しで、直接骨を生地にベルクロでとめる方式なので、風が強いとベルクロの縫い目が生地にダメージがあたえそうだ。
この方式は設営や撤収が早いので好きなのだが、こんな欠点があったとは気づかなかった。
ステイクを打ってあるがトイレに行く間にも吹っ飛ばされそうだ。
起きたら、そうそうにたたんで、バーベキュー施設のベンチで寝転がって時間を潰した。
6:40にセコマに向かい、ビールと食パンチーズプチトマトを買い、表でビールを呑みフェリーターミナルに向かった。
フェリーは09:15なので1時間半もあるが、テレビを見て時間を潰した。
礼文へのフェリーは、さほど混んではいなかった。
1時間弱だ。やはりかなり揺れた。
礼文の港町香深は本当に小さい。
スーパーらしきものもない。
温泉があるだけでもありがたい。
ここからキャンプ場まで5~6キロぐらいか?
途中にセコマがある。
なんで、こんなところに……
そのまえにオソロシク寂れたパチンコ屋があった。
(パチンコ屋さん)
連泊するつもりで、パスタ、ケチャップ、ペットボトル入り1000ミリ焼酎、キャベツ半分、唐揚げ、チーカマ、ガラナハイを買い、ガラナだけイートインで飲んだ。
浜にある見内神社に参拝して、森林公園キャンプ場に向かう。
ここの管理人さんもとても親切な人だ。
自転車のヒトが多いキャンプ場だ。
話しかけられたおじさんは、三重の人で9年間30~50日ここに来るのだと言う。
ダホンのミニベロが置いてあった。
利尻のキャンプ場でも長期のおじさんたちがいた。
ま、それもいいだろう。
まだ、13時だがこれにて停滞。
キャベツのパスタを作り、焼酎のうすーい緑茶割りをちびちび呑みながらぼんやりする。
ついでに色々洗濯して干しておいた。
短パン以外はかなり清潔だ。
兀