兀狄山人漂泊録 GotutekiSanzin hyouhakuroku

世を捨て 人生から降り 晴歩雨読 無為徒食 兀兀騰騰 逍遙漂泊 備忘録

富山市の銭湯 荏原鉱泉 4/13

富山市の銭湯 荏原鉱泉

【住所】 〒930-0914 富山市荏原53-52
【電話番号】 076-423-1126
【営業時間】 12:30~22:30❌
【定休日】 火曜日❌
↑↑
富山県浴場組合ホームページより↓↓
http://toyama1010.com/toyama-ebarakousen.html

2023/04/13

何度も前は通っていたけど入湯は初めて。
閉店したとか聞いていたが、しばらく休業の後春先に再開したとか。


上記記載と異なり、現在の
営業時間は、

⭕15:00~21:30 定休日 日、月曜日 でした。ご注意! 

一時間ほど歩いて開店時間にあわせて入店。
 ひげに長髪を束ねた中央線沿線系の男性が忙しく立ち働き、小生(60代前半)とほぼ同年代の女性が旧式の男湯と女湯を見渡すタイプの番台で入浴料金(¥470)を直接受け取ってくれた。
 たぶん、この女性引退した元ご主人の娘さんで、男性が引き継いだ方だと思う。

 建物の中に道路と続いた通路がありそこに靴いれがあり、屋内の更衣室に入る。
たぶん雪のシーズンには長靴の客が多いからだろう。
 その番台から更衣室への戸は開け放たれていて、ついたてがいくつか立ててある。外から見えそう。女湯の方が外部より奥にはあるのだがどうなのだろう?

 開店と同時に続々常連客が入ってくる。
当然皆さん小生よりかなり先輩ばかり。
しかし、皆さん滞在時間が短い。ほとんど全員20分以下で出ていく。
 まぁ、長湯できる構造でもない。

 大きな湯船が奥に1つ。中が2つに別れていて、右側が腹まで深く下から盛大に泡が吹き出している。
 左側が普通の深さで奥の2ヶ所から強いジェット水流が吹き出て背中をマッサージしてくれる。
 温度は42.5~42℃といったあたりか?
富山にしてはわりと高めに思う。

 ここは、鉱泉つまり井戸水をボイラーで加熱していると思うのだが、ガンガン掛け流している。すこしは循環しているのだろうか??とりあえず、お湯は贅沢に溢れて常に流れている。
 これでは燃料費がかかってしょうがないのではないか。余計なお世話だが気になる。
 あ、ここの、湯のトレードマーク湯船の外の池の鯉も健在でした。

 熱目の湯が1つなので長湯しにくい。
が、いったん浴室を出た場所にカルストーンサウナがあるのだ!
 水風呂は無い。水のシャワーも無い。
 サウナは、時間のせいかぬるい。40~50℃?カルストーンサウナは壁の軽石に蓄熱させる仕組みだから時間がかかるのかもしれないが、長江町の入舟湯も同じカルストーンサウナだが開店後しばらくで熱くなっている。。。まぁ、そう云う伝統なのだろう。入るのに特別なルールはない。
 富山の銭湯の無料サウナにはバスタオルとかのルールは無いところが多い。まぁ、じいさんたちは守らないだろうな、、、
 で、この山小屋の乾燥室並みのサウナでも20分も入っているとそれなりに汗は出る。ワンセットだけ入った。

 と云うわけで小生としては短く、一時間少々にてあがる。なんとウォーターサーバーがある。妙なところが今風。
 帰りの番台にはナンと可愛い若い女性が座っていて、「また、よろしくお願いします。」とか挨拶してくれた。まぁ、この湯にフリの客は珍しいだろうから特別かもしれないが、感じ良い。とても良い。
 が、小生の実家から微妙に遠いし、上記の如く長湯しずらい湯なのでなかなか足繁く、とはいかない。

 しかし、オールドスタイルそのままの、住民の湯がとりあえず残ってくれて良かった。このスタイルの湯は、ここのご老人たちと共に消え行く運命なのだから、機会があれば躊躇せず入湯しておこうと思う。

 以上

 

付記) 4/11稲荷鉱泉

やはり、稲荷鉱泉は良い。炭酸泉は泡つき悪いけど、サウナも露天風呂、休憩室まであって広々してる。ホテル併設だけある。

2時間以上滞在した。

富山地方鉄道稲荷町駅に停車の(たぶん近鉄の)2階建てテレビカー、後ろには西武の元レッドアロー。テレビカーも特急で復活するのか??


旅行記は停滞中。。。 兀