フロア付きモスキートネット【UL ウルトラライト】【MYOG】【山道具】
モスキートネットに床を不完全に固定した、フロア付きモスキートネットを作成した。
174グラム
--詳細-------
ナノモスキートピラミッドネット
と、云うのが商品名
シートゥサミット製 5000円だったと思う。
http://hikersdepot.jp/products/1448.html/
一般的にはバグネットとかモスキートネット、とか言われるものだ。
重さは、珍しく表示通り ピッタリ81グラム ケースが9グラムで 90グラムだった。
だいぶん昔に買ったが、二度くらいしか使った記憶がない。
なぜなら、面倒だからだ。
この度、北海道では、短パンデビューでやたら刺されたので、引っ張り出した。
このてのやつは、ぺらぺらのフワフワなので、開くだけで一苦労、狭い設営場所で、タープ、シートだけでもうんざりなのに、それ以上面倒事を増やすくらいなら頭部だけネットをかぶって、多少の犠牲には飲んだ勢いで目をつぶってしまう。
通常の設営手順
① まず、きれいに平らに広げて、四隅をステイクで固定。➡ステイクが余分に4本も必要
② 中にグランドシートを敷いて四隅を合わせる。
③ 適当な高い場所にピラミッドの頂点から延びるゴムヒモをひっかける。
④ ネットの"かえし"をシートの下にはさみこむ。
と、かなり面倒なのだ。
で、なんとかスマートに設営できるように、こいつに タイベックのフロアを 軽く四隅と2ヵ所を縫って、簡単に固定した。
ネットには左右から入いれる。
が、要するに左右は開いたままなので、入ったら"かえし"をフロアーの下に敷きこんで下からの虫は防ぐ。
ここは、使ってみて縫って閉じる具合を決めるつもり。
……蟻や蛭やハサミ虫は100%完全には防げないだろうが、蚊やアブの類いはほぼ完全に防げるのではないか?
この工作で、②は無くなり、①と④は手際よくスッと行くのでかなり時間が省ける。(室内実験済⭕)
重さは、174グラム。フロアは95センチ×200センチ
費用は500+800=5800円
実際は、手持ちの品を加工したのでゼロ円。
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世の中には、もっと完璧なネットテントと云うものがある。
http://moonlight-gear.com/?pid=21295243
こいつだと、
①→③ でおしまい。
しかも、扉はジッパーで開閉して、フロアは完全に塞がれて虫は100%シャットアウト。
さらに、フロアはバスタブ、つまりへりが上がっていて水が侵入しにくい。
なら、なぜそいつを買わないか?
問題は、価格と重さ。
ネットテントは 軽くても310グラム(シックスムーンテザイン セレニティネットテント)
価格も高く、23000円(〃)
ローカスでは色々なサイズのものを出している。
ま、価格も重量も似たようなもの。
あと、出入りは一ヶ所なのでタープ等だと張りかたが制限される。
例えば、ゲートウッドケープなんぞは長手方向からしか出入りできないから、短手方向の扉のネットテントは使えない。
逆に、フライトタープなんかは、短手方向からしか出入りできない。
バスタブの件は、ビビィ併用ならはなから問題にはならない。
と、云うか、自立式テントならいざ知らず、バスタブも良し悪しで……入った水は抜けないし……
ま、
価格+軽さ
と、
防御の脆弱性
を、どう評価するか?、ですな。
ちなみに、500~700グラムを受け入れられるならば、Amazonで中華ネットテントが安く(4000円~)手にはいる。
サイクルキャンプなどなら、これもありだと思う。
こんな、なくても死ぬわけでもない、謂わば贅沢品で、しかも、すぐに破れるに決まってるものに2万円は出せない。
フロアシート(グランドシート)は、どっちにしろ持つので+81グラムで面倒で無いのならば、まぁ、持つ価値はあると思う。ような……
フロアシートは、ブルーシートを使用するか迷ったが、手持ちのシートは75×180センチで、やや小さかったのでタイベックにした。
少し広すぎるのだが、狭いと両腕が弛んだネットに触れる。
次の旅では実践投入予定。
兀