兀狄山人漂泊録 GotutekiSanzin hyouhakuroku

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ワークマンのリバーシブル・化繊綿フーディに刮目の件

ワークマンのリバーシブル・化繊綿フーディに刮目の件

シンセティック・インサレーション
化繊綿の中綿入り防寒着のことです。

「化繊綿はダウンと比較すべきではない。フリース+ウィンドシェルと比較すへき。」
       ……敢えて言うならば、ですが。
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表側
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裏側

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○シンセティックの特徴1
ダウンと違い、濡れてもロフトが落ちない(ぺちゃんこになる)。
濡れてもかなり暖かい(これはモノによる)
乾きやすい。
ダウンは濡れたら単なるお荷物。
場合によっては生死を左右するので、絶対濡らせない⇒登山では行動着に出来ない。
⇒因って往復ではお荷物。
…がシンセティックは、ダウンより重いし暖かくないし小さくもならない。価格も、プリマロフト(色々あるのだが、例えばゴールドは濡れてもほとんど暖かさが変わらないらしい)は普及品のダウンよりずっと高い。

○特徴2
フリースより保湿するので、汗冷えしない。何なら素肌に着れる。
フリースより軽く、フリースより圧縮復元し保管しやすく、同じ重さのフリースより暖かい。
何より表地(シェル)と裏地にはさまれているので「風を適度にしか、通さない」
ただし、フリースよりはるかに価格は高い。(ワークマンは別……(笑)…)

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安いドカジャンから高価なナノパフまで、定番MA -1もそうだな。
山では、プリマロフトと云う超高級中綿が開発されてから注目されるようにななりました。
が、しかし、昔ながらの安物シンセティックでも場面によっては超便利で役に立つことを今更ながら理解した次第。

で、デザインはmont-bellのパクり、価格は1/3以下のワークマン、シンセティックインサレーションフーディが、激おすすめ。

(外れの多いワークマン。初めての激推し品。このところ、UNIQLOバックパックと2品続けてのラッキー激安、超コ・ス・パアイテムを購入出来ました。)

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山に登ればこんなにも風が強い。

たかだか飯能アルプス(…この名前恥ずかしいなぁ…)のくせにかくも下界と隔絶して風当たりが強いのは春と云うことなのだろうか?
そー感ずる小生がお年寄りと云うことなのか?

この日(天覚山の日)の最大の収穫は、「ワークマン リバーシブル化繊綿フーディ」が大変大変very有能だと云うことが判った。一件である。

リバーシブルすごい!!
シンセティック(化繊綿)すごい!!

正直、プリマロフトを普段着にするのもったいないなー、と買ったまで。リバーシブルって何すんの?、と、思っていた、ところがビックリ。。
何年も使用していたのに気がつかなきった、真の実力を知ってしまった。。。

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登りも着っぱなしで冷えを防ぐ、風も防ぐ。
汗でベチョベチョになったら、ひっくり返して着直せば即乾く。風強いのを逆に利用、、みたいな。

◎「登りきったら、替えのロングTに着替えて、リバーシブルひっくり返したら、下りは乾いた服でサラサラ」ですのよ。奥様~

結局、めちゃくちゃ強風の尾根でも雨具引っ張り出したりしなかったし、ホカホカの国道歩きでも一回も脱がずに1日着っぱなし。これはvery楽チン、使える。

真冬やマジな登山はともかく、少し暖かいシーズンの低山や歩き旅にはリバーシブルの化繊綿のフード付きは超超便利有能有用有効。
ロングTの上にこれだけでオッケー牧場。
予備の防寒着、ダウンもフリースも不要。

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ただ、
惜しむらくは
①胸ポケット無い、
リバーシブル片面の腰ポケットはシッパー無しのハンドウォマー
③フードのあごヒモ無し
(腰のしぼりは付いている)

故に、ポケット替わりの何か必須。(もう、Amazonで手配済み)

そー云えば、mont-bellで見たような気がして探す。
と、
「サーマランドパーカー」と云う全くそっくりのモノが見つかった。

あまりにも重いので今まで気にもしていなかったが、これだけ有用ならば着っぱなしに出来るので重さは関係ない。
脱いで担ぐから、重量が問題になるわけだ。
着ていれば重量はゼロ。体重と同じこと。

ところが、③のあごヒモ以外はほぼ同じ作りだった!!

つまり、ワークマンは完璧にmont-bellのパクりだね(笑)……いいのよいいのよ。

mont-bellのも税抜き一万以下と何故かずいぶん安いが、ワークマンは論外の価格。
2900円税込!!

……今のアウトドアリサーチのシンセテイックフーディはかなり安くなっていて二万弱だったような記憶がある。シェルがバーテックス・クォンタムで綿がプリマロフトゴールドだからしかたないけど、はっきり言ってオラにゃ「猫に小判」。。反省。。

しかし、UNIQLOバックパック、とワークマンフーディ、、、極貧かつ、全く山道具ではない、、、
ある意味「プロっぽい」??

靴もソールがツルツルだから同じの買い直そう。
あらあら、こいつも4代目ミズノ・マキシマイザー 4千円也。……ご同輩だよ、、、

ワークマンでなく、mont-bellでもおすすめ。
●(注意点:但し、所有のmont-bellエクセロフトは物凄くジッパーが噛んでボロボロ。改良されていなければNG。要現物チェック)

化繊綿のリバーシブルフーディ

いいよ。
男子三日会わざれば、ワークマンに刮目カツモクしてまみえるべし。

以上