兀狄山人漂泊録 GotutekiSanzin hyouhakuroku

世を捨て 人生から降り 晴歩雨読 無為徒食 兀兀騰騰 逍遙漂泊 備忘録

薩摩行6―知覧へ歩く― ,,20200326

薩摩行6―知覧へ歩く― ,,20200326

03 21土曜 晴れ 
名残惜しいが人が増えたらオサラバさ。
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結局、知覧まで歩くことにした。
枕崎駅から知覧特攻平和会館まで20㎞、火之神公園から24㎞。
熊本交通のバス時刻がWebではわからない。
1月の改定で土日祝はほとんど無くなった。
知覧から鹿児島は行ってみなければわからないが、多分あるだろう。
なければ本当に野宿だ。少し歩けば道の駅川辺に24時間オープンの待合所がある。
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街のオブジェ地図。枕崎は街が美術館。
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枕崎お約束の風景、鰹節を燻す薪。ともオサラバ。アイシャルビリターン✌️

登りきると野宿ポイントの公園。近くに人家なし。
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歩く。道は単純、収支開聞岳を見ながら(見られながら?)黙々と登る。熱い。
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知覧茶は有名だが、枕崎も枕崎茶が延々とある。
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奇跡のビール。買わないわけにはいかない。
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夜露だか湿度だか苔が多く綺麗だ。
開聞岳もあれだけ風に吹かれているはずなのに木々が鬱蒼としていた。
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知覧は南九州市の中心部。 
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やっと市街地。燈籠の行列…
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平和会館そばにタイヨーもある!工事中。
炭火焼き(煤だらけ)鶏刺しとビール、塩おにぎり2個、タンカン1個。そとの喫煙スペースで食べる。
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後に知ったが、この前の道路が、滑走路のあった場所だった。

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さて、平和会館。となりの博物館との共通チケット買う。
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泣くので手拭い用意。
… … … … …   。 。

本質的な感想はすこし考えがまとまってから。

ただ一点。
ひめゆり、とは違う。知覧の彼らは戦闘員だったと云うこと。
もう一点。
先日の大和の沈没した数日の海戦で約3700人が亡くなったのに対して、沖縄戦での特攻での戦士はここ知覧や台湾その他の基地からを含め1000人強(海軍が2500と云う数字もあったが、別なのか、どう重複するのか不明)。
要するに、船での被害は桁違いだと云うこと。

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知らぬが仏、とは良く言ったものだ。
知ってから開聞岳に登ったら泣きながら歩いたかも知れない。
開聞岳を越えて皆戻らなかった、、、

クソっ。国家め。帝国め。官僚め。
なにより、考えの無い国民大衆め。

閑話休題。。。

博物館もなかなか充実していた。鹿児島の博物館と展示内容は似ている、が新しいから見やすい。
コロナでスイッチ類さわるなと書いてありビデオが見られない。
なんだかなー。
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さて、鹿児島までのバスはある。
1時間ほど待って鹿児島へ。

疲れた。湯楽館へ5日ぶりに戻る。
勿論、その前にタイヨーで鶏刺し。
鹿児島最後の夜なので、二皿。
モモと、モモ胸ミックス。

一皿はすぐに駅裏の公園で一杯。
夜の公園はいちゃつく高校生カップルと飲んだくれジジイの巣。
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温泉入って、また鶏刺し食べて寝る。
甘夏もすごく美味かった。
鶏刺し、ビール、ミカン。ばっかり。

25㎞くらいなら、まだ余裕だな。